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アルビノの生物兵器 立ち絵(「空き家」編の敵モブ)

拙作「ナト&マグロー」に登場するキャラクター(敵モブ)の立ち絵を描きました!

1.スポイトケーキ
●和名
ヤクヒンムシパンムシ
●英名
Droppercake
●分類
パンムシ科

○生態
スポイトのような突起物をつけたカップケーキの仲間。突起物から液体を発射し攻撃する。
この液体は皮膚組織の成分と炭酸カルシウムを反応させて生成している。炭酸カルシウム自体が多量に吸入・経口摂取すると咳・悪心・嘔吐等を起こす恐れがあるが、この生物には そのような様子が見られない。そのため ある程度は炭酸カルシウムに耐性があると思われる。
驚くべき事に、発射する液体の量は毎回250mlピッタリであった。この250mlが何と関係しているのかは不明。

○食レポ
食べると下痢になる。

2.ネバムシ
●和名
ニホンコガネニュウドウカビ
●英名
Golden Nyudo cloud mold
●分類
ニュウドウカビ科

○生態
粘菌の集合体であり厳密には虫ではない。粘菌にしては移動が速いため、爆速粘菌と呼ばれている。
都会のビルに生息し、変形体を張り巡らす事で死んだ生物の残骸を吸収する。稀に生体を直接吸収する。

○食レポ
甘すぎて諄い。

3.ガードサテライト
●和名
ハイイロトビマモリカベモドキ
●英名
Gray flight pseudo-defense satellite
●分類
トビマモリカベ科

○生態
防御に特化した種。以前まで生物なのか機械科なのか意見が分かれていたものの、最近ようやく生物だと判明した。
目・口・鼻・耳などの器官が見当たらず、排泄などの概念も無いため、何を餌にしているのかも わかっていない。まず防御性能が自分自身ではなく他の何かを守るために働いているように見え、他の生物兵器と異なる点が確認できる。

○食レポ
味が薄く栄養価も低い。

4.ブローン
●和名
アカガネイレモノゴキブリ
●英名
Red copper container cockroach
●分類
ゴキブリ科

○生態
生きた化石の1つ。
草の陰などで じっと しており、近づくと地上に飛び出し逃げ回る。
また集めた餌を すぐには消化せず体内に貯め込み、冬に備える。
刺激を与え、吐き出された餌を調べると特殊な被膜(ラップ)に含まれ完全な密封状態で体内に保存されている事がわかる。
この状態の餌を放置しておき6ヶ月後に被膜を破いてみたところ、驚くべき事に餌は元の鮮度を保ったままだったという。
放射線に対する耐久力が高い。
下水や排水口といった不衛生な場所を伝って家屋内へ侵入し、雑菌が繁殖しやすい場所を餌場としている事から様々な菌が付着しており、糞や死骸も雑菌を含む。場合によってはサルモネラ菌や赤痢菌、ピロリ菌やO-157を媒介する恐れがある。

○食レポ
ホイル焼きにする。

5.キーボウホカシ
●和名
ヒスイキーボウホカシ
●英名
Key dizzy bug
●分類
キーボウホカシ科

○生態
頭にラッパのような突起物を持つ大型の虫。
成虫でも翅を持たず専ら長い後脚で跳躍する。その跳躍力は非常に強く、ビルの壁などに自ら激突死してしまうほどである。
光には鈍感で撮影にフラッシュを焚いても物怖じしないが、触感には鋭敏で遠くから息を吹きかけた程度の刺激でも跳び上がって逃げ出す。
生物を特殊な周波数の鳴き声でコントロールするが、襲ってくる敵の攻撃を止めさせ、あくまで逃げる事だけが目的のようだ。
他にも生物の感覚を おかしくさせたり、機械を誤作動させたりと厄介な能力を持つ故、駆除が困難。

○食レポ
腹の中に米を詰めて蒸す。

↓この拙作のURL
https://kakuyomu.jp/works/16818093078305733910

2件のコメント

  • なんだか少し怖そうだけど、どこか可愛らしさもあって魅力的ですね。2のイラストはシンプルで落ち着いた雰囲気があって、一番好きです。
  • 神崎 小太郎さん

    このグループの子たちは比較的怖い見た目ですね。他のグループの子たちの方がマスコット的な可愛さがあります。
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