なろうで書いていた短編なのですが、カクヨムコンに何も応募しないのは寂しいので、カクヨムコンエントリーのため、こちらにも掲載しました。
今年の5月に父が亡くなりました。85歳でした。
下の子は、生まれてすぐぐらいに新型コロナウイルスの流行が始まり、生きているうちに父に会わせることが出来ませんでした。
葬儀には、妻と子供二人も連れて福岡に行きました。
2歳になる下の子は、棺で眠る父に
「おやしゅみ、おやしゅみ」
と、ずっと話しかけていました。
息子は、父と初対面であり、それが父にかけた最後の言葉でした。
そんなときに、思いました。
頑張って生きて、子供達を立派に育て上げたら、私も、そして息子も、どこかでまた父に会えるだろうと。
そんな話です。