小説では、読者にわざとミスリーディングを促して、後で種明かし、という手法は割と一般的だと思います。
でも、今日の朝テレビでこんなニュースの組み立てを見ました。
1.NTTが固定電話回線(メタル回線)を今後終了する予定(10年後を目安に終了)
2.一般の方の反応を流す
・昭和時代の固定電話の懐かしい思い出語り(友人との連絡手段が云々)
・「携帯電話を持っていないので固定電話がないと困る」
3.NTTの広報の話:今後代替サービスを提供する予定
・現契約者には順次案内
・費用は原則今と変わらない
・固定電話が使えなくなるわけではない
テレビでのニュースというのは、冒頭部分だけを見て判断する人もいると思います。
普通に見てしまうと「え、固定電話使えなくなるの?」という反応になってしまいかねません。もしかするとそういう反応を期待した構成なのかもしれませんが。
でも、ニュースでこういう組み立ては良くないでしょう。
はっきりいえば、一般消費者には関係ないニュースです。だって今後提供される別のサービスに切り替えるだけなんですから。
冒頭に、「固定電話の契約が別サービスへ今後移行する。費用は原則据え置き」という事柄を言うべきだと思いますね。
フィクションなら別にこういう組み立てでもいいんですけどね。
ミステリなら「してやられた!」とかいって、笑う場面です。大好きです。
うーん、いまいち近況とは言い難い内容のような。
……まあ、いいか。