タイトルの通り、短編の部門で今回参加します。
『冬の蛍』
https://kakuyomu.jp/works/16818093091741006127社会の荒波に限界がきて、ぷつんと糸が切れた社会人のお話です。
仕事の情熱を忘れ、生きる気力を失い、凍った心を溶かすきっかけを見つけた。厳しくて温かい物語を目指しました。
ぜひご一読いただけたらと思います。
さて、そんな短編にちなんで小ネタを一つ。
今回も物語の主人公である折戸昴は看護師五年目と本編でも触れています。そうです、『幽霊さんは怖がらせたい』に登場する赤木猫音と紫川鹿楽と同年代にあたります。私の中では同病院別病棟の同期という裏設定があります。
看護師五年目といったらプライマリー(新人指導)やチームリーダー等、個人の仕事が増えるうえ、病棟内での経験も重なるから動かしやすいんですよね。
そして、四~五年目とは病院から借りていた奨学金のお礼奉公が終わって+1年という年数になり、それまで「もう限界だから早く辞めたい。でも今辞めると残りの奨学金を返済しなければならない」という我慢をしなくてもよくなるので……嫌々働き続けていた人たちは心身消耗した状態で退職するという展開にしやすいという個人的印象。ということで、今後も看護師歴五年前後の年数の登場人物が増えます。実は昨年から練り始めた作品がありまして、確実に増えることでしょう。
ちなみに、そんな赤木ですが『花を食み、空を飛ぶ』でもひっそり名前だけは登場しています。なにせ、ヒロインである夢観絵空が常連なのでね!
よければ探してみてください✨