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183話の補足として

いつも国以下略をご愛顧頂きありがとうございます。

今回は軽く補足です。

厳島の戦い前哨戦で毛利 元就の取った行動は、要害を確保して敵水軍力を無力化させるという、言葉にすれば非常に簡単なものです。そこに謀略の文字はありません。長期戦を想定したものだというのが分かります。
なお、陶方である能島村上水軍への参戦要請は初めからありません。そもそも毛利方と陶方では水軍力に大きな差があったので、参戦していた所で戦局を左右するような存在ではありません。そのため、作中では活躍の場もなく退場の扱いとなります。

という訳で、厳島の戦いが無くとも安芸毛利家は勝っていたと判断するのが妥当です。ここまで周到であれば、負ける方が難しいです。

ならどうして厳島の戦いが起こったのか? というのは後日投稿させて頂きます。この作品は物語ですので脚色は入りますが、補足という形で史実ベースの内容を書かせて頂きます。

とりあえず183話では毛利 元就が謀略を好む人物ではなく、純粋に戦に強かったというのが分かって頂けると嬉しいです。

いつも通りのマニアックな内容ですが、面白かったなら嬉しいです。

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