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Note#67(長崎原爆記念日に)

こんなに愛しているのに。。。(杏子と賢三の物語)のメインキャラクターの賢三くんは、ジョン・コルトレーンを心から尊敬しています。音楽的に引き寄せられる部分があると考えています。ただし、人格は全く違います。ジョン・コルトレーンは控えめで、恥ずかしがり屋、でも、サックスを演奏するときには全てをぶつけられるほどパワフルでした。彼の生前の時代背景は現在とは比べ物にならないほど黒人には優しくありませんでしたから、少しオドオドしている部分もありました。。
賢三は、おおらかで、人間味があり、他者のことを考えられる人としています。そして、音楽の調和を重視して、自分中心にはならない演奏をしています。

長崎の原爆記念日の8月9日。コルトレーンが来日したのは1966年の夏、亡くなる1年前に来てくれていたことは、貴重だと思います。

写真はコルトレーンが長崎の原爆記念碑に黙祷を捧げているところです。奥様のアリスト一緒です。
彼は健康上の理由から従軍していません。それでも、もしくは、それだからこそ、あの戦争の悲惨な最後を理解できたのかもしれませんね。




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以下はいつものように私の4つの物語を入れておきます。読んでいただけると、励みになります。よろしくお願い致します。

★こんなに愛しているのに。。。(杏子と賢三の物語)
https://kakuyomu.jp/works/16818023212805948477/episodes/16818023212805994082

★それぞれのポートレート
https://kakuyomu.jp/works/16818023212144060420/episodes/16818023212144492267

★優しさのすれちがい。。。
https://kakuyomu.jp/works/16818023212152811979/episodes/16818023212152937744

★賢三の教育実習「こんなに愛しているのに。。。(杏子と賢三の物語)」番外編
https://kakuyomu.jp/works/16818093077110887656/episodes/16818093077110945877

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