18年。
それは、あまりにも長い時間だった。
2000年7月。
血まみれで発見された柊木慎二は、
麗子のもとで新たな生活を始める。
そして――
慎二は、麗子の事件解析事務所「Aegis」で働くことになる。
だが、麗子には慎二をそばに置く理由があった。
18年前から続いている、ある出来事。
そして今年――
その「18年目」を迎える。
麗子は知っている。
この青年が、あの部屋に運び込まれたことには、
偶然ではない理由があることを。
そんな中、
Aegisに新たな依頼が舞い込む。
――失踪した娘を探してほしい。
20歳。
新宿。
そして――風俗。
その言葉に、
慎二の記憶が反応する。
自分が知りすぎている街。
自分が足を踏み入れていた世界。
そして、
自分が巻き込まれた「あの夜」。
すべては、別々の出来事なのか。
それとも――
18年前から続く一本の線で、繋がっているのか。
🌑『サイレント・インベージョン〜静かなる侵略〜』
第8話「18年目」
今夜21時21分。
第二章は、
ここからさらに深く――静かに侵食していく。
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