ふと思い立ち近所の公立図書館に行って、調べ物をしてきました。
調べものといってもその折々でふと気になったことを気まぐれに調べているだけです。
競走馬の馬名『ソダシ』がサンスクリット語の辞書に載っているかどうかとか、昭和三十年の日本ダービーの天候とか、SFマガジンの『山の上の交響楽』収録巻とか『ロードス島戦記』の載ってる野生時代とか。『週べ』の1990年あたり一年分を読みたいとか、ちょっと濃い話だと「磯野員昌」の事績と関連の仏教組織についてとか。
中学生の時に『時の娘』や『十二月物語』や『アーサー王とあった男』とかを捜しに行っていらい、実に我儘な願いにも大体答えてくれる図書館(のカウンターの司書さん方)。図書館の方向へは足を向けて寝られません。
で、今回はといいますと
『今宵の虎徹は血に飢えておる』
という近藤勇の決め台詞はどのメディアの何という物語に出てくるのか、というあたりが知りたくてカウンターに相談にいったのでした。(メディア、というのは、芝居なのか講談なのか映画なのか小説なのかということです。)
ネットの情報では大勢「講談出典」ということになっているようですが、なんという演目のどこに載っているのかがわかりません。池田屋の前なのか鳥羽伏見の戦いなのかすらわかりません。
映画の『燃えよ剣』でもそんなセリフなかったし。
……とそんなことを話しているとわらわらと司書さんが集まってきて。
白黒の頃のドラマの新選組血風録の第一回が池田屋と虎徹の話だったはずと知っている方がいて、わざわざシナリオ集を書庫までとりにいってくださったり別経路で講談全集を見に行ってくださりと、だんだん大ごとになり。ありがたいやら申し訳ないやら。
ほんとに、ほんとにちょっとしたおもいつきだったのに!
子供向け講談集に似た表現があったものの、そっくりそのままではありませんで決着はつかなかったのですが「お役に立てず」とか言ってくださった方に平身低頭平謝りして帰ってきました。
そんなわけで結論を言えば多分講談、というところまでしかツメきれなかったのですが、紹介してもらったテレビドラマ版血風録の資料本が物凄く面白かったので、また借りてきて、年末年始でじっくり読もうと思います。
司書の方と面白い本とのであいに、感謝です。