📕「飯屋のせがれ、魔術師になる。」(異世界ファンタジー)
(「第4回一二三書房WEB小説大賞/コミカライズ賞(コミックポルカ)」受賞)
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https://kakuyomu.jp/works/16816927863114551346ご愛読&応援ありがとうございます。🙇
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🎬「ハリウッドよ、これが異世界ファンタジーだ!」✨
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📖「第672話 俺は魔道具師になろう。」
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https://kakuyomu.jp/works/16816927863114551346/episodes/16818622170843496199📄サポリに戻ると、ステファノは自分が進むべき道について考えるようになった。
父親の死という事件を通して、人間の生が有限であるという事実をステファノは思い知らされたのだった。
「大切な人を守りたい」
たったそれだけの願いがかなわなかった。力が足りなかったわけではない。自分はその場所にいなかった。
(側にいよう。いつでも守れるように)
ウニベルシタスの魔法講師という仕事についても、ステファノは考えた。自分にふさわしい道なのかと。
イドの制御や|魔視《まじ》脳の開発は重要な技術だ。それを世の中に広げることは「ルネッサンス」を推し進めることを助けるだろう。
しかし、「機」は熟した。
生徒を指導し、|魔核《マジコア》錬成の手解きをしなくとも、「|太陰鏡《ルナスコープ》」がある。あれを使えば修行をしなくても魔視脳を呼び覚ますことができる。
肝心なのは魔法師たる心構えを教えることだ。その仕事を担うべき指導者は、これまでウニベルシタスで育ててきた。彼らがいれば自分が直接指導に当たる必要はない。
(俺は魔道具師になろう。そして魔道具を世に広めて人々の生活を助けよう)
戦場で人殺しの術を振るうつもりはない。魔法武器を作るのもご免だ。自分は、生活のための道具を作る魔道具師になろう。
ステファノは、そう志を立てた。……
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お楽しみください。