📕「飯屋のせがれ、魔術師になる。」
(「第4回一二三書房WEB小説大賞/コミカライズ賞(コミックポルカ)」受賞)
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https://kakuyomu.jp/works/16816927863114551346+++++
🎬「ハリウッドよ、これが異世界ファンタジーだ!」✨
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📖「第646話 これなら加工が楽になるわね。」
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https://kakuyomu.jp/works/16816927863114551346/episodes/16818093091882321086📄「えっ? 何をしたの?」
目にしたものが理解できず、プリシラは息を飲んだ。
「えと、まず一瞬で凍らせて、それから一瞬で水分を飛ばしたんだ」
ステファノはたった今使った魔法のことを、そう説明した。
「|結氷《フリーズ》~|解氷《ドライ》」。やっていることは急速冷凍乾燥だ。
鉄鎧を相手にした際は自由電子を放出させるだけで鉄の金属結合がバラバラになった。しかし、有機物の場合は勝手が異なる。更にミクロなレベルでの分子構造を認識できなければ、物質を分解する術式を組むことができない。
そこでステファノは考え方を変えた。有機物からなる物体にはほとんどの場合「水」が含まれている。物質中の水分を一気に凍らせて構造を破壊した後一気に水分を奪えば、物質を崩壊させることができるのではないか?
氷を一気に気化させて奪い去る部分の因果を探すのに苦労したが、ステファノは試行錯誤の末に「結氷~解氷」という有機物分解魔法を発明した。……
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お楽しみください。