みなさま今日は。
先日私は誕生日を迎え、今日念願だったヘアドネーションをしてきました。三年ちょっと頑張って、三十五㎝の髪を寄付してきました。
すごく軽ーい!
すっきりついでに、心もすっきりしてみようかと。我が家で起こった珍事について書こうと思います。長文だし、あんまり気持ちのいい話ではないので興味のある方だけお読みください。
前に書いた短編ホラー「月の下で待っていて」の主人公拓のモデルはウチの息子なんです。当時大学生だったのですが、この春晴れて社会人になりました。大学四年生の夏にとある企業に内定を貰い、そのまま非常勤職員としてアルバイトをする事になりました。
その企業は岩見沢市という豪雪地帯にあり、冬は通勤が大変なので近くに家を借りることになりました。一軒家の中古住宅に友達と一緒に同居する予定でした。拓は仕事をしながら絵で活躍したかったし、友達も同じようにベーシストを目指していました。
無事に巣立っていったと思っていた矢先の4月29日。ゴールデンウィークの早朝4:30、電話が鳴ったのです。
岩見沢警察署からでした。
友人とお酒を飲んでいる席でふらりといなくなった拓は、車に飛び込もうとしていたそう。それを友達が押さえつけていたのですが、騒ぎが大きくなって警察ざたになったようです。
実家に帰ってきた拓は、その件で全てのエネルギーを使い果たしてしまったみたい。翌日病院につれていき「鬱」の診断を受けました。
で、この「鬱」に至った原因が問題でした。
仕事のストレスが大きなウエイトを占めていたんですが、それ以前にダメージを喰らっていたのが住んでいた家です。
住所変更をするとき岩見沢市役所の職員に「あ、ここ、事故物件かも知れませんね」と言われたそうなんです。
気になるので詳細を聞くと「知人がそこに引っ越して大変な目に遭った。この家に住んだ人で一年住み続けた事例がないくらいひどい事故物件。階段の手すりにベルトを掛けて首をつった人がいるらしい」と教えて貰いました。
気持ち悪いなぁと思いながらも、おくれて同居を始めた友人には事実を伏せていたそう。
でも、友達は夜な夜な首を絞められる夢を見て「こんな気持ち悪いところに住んでいられない」と実家に帰ってしまったそうです。
二人で住むつもりで生活設計を立てていたので、一人になって経済的に困窮したところに、自損事故で車を壊してしまい、自暴自棄になってしまったということでした。
そんな気持ち悪い家、早く引き払おう。とすぐに荷物の整理に行きましたが、その家にいると拓も私も変な汗が出てくるんですよ。なんかすごく疲れるし。
でも、事故物件サイトを調べてもその家のことは乗っておらず、不動産会社に問い合わせても「オーナーが変わったばかりなので分かりません」ととぼけられてしまいまして。
こうなりゃ近所に聞き込みだ!と意を決して近隣の住民を捕まえてその家のことを聞いてみました。
すると・・・。
「そこはね、最近まで持ち主の息子さんが一人で住んでたの。でも、病気で亡くなって、借家にしたんだね。最初に借りたのが、あんたの息子さん」
・・・。
岩見沢市役所で聞いた話と全く違うやん・・・?
引き渡しに立ち会ったのが夫なのですが、前日に大きな傷がないか最終確認に行きました。そこで、二階の部屋に入った途端「ぶわーっっ」と冷や汗が出て来たと。霊とかオカルトとか、絶対信じないと豪語している人なんだけど、流石に気持ち悪かったらしいです。
その話を聞いて、私が一番気分が悪くなった部屋がそこだし、友達が毎晩うなされた部屋もそこだと言ったら、「俺、一晩そこで寝てみるわ! 何が起こるか確かめてみたい!」と言い出したので、全力で止めました。
因みに、保志のモデルはウチの旦那です。
すったもんだありましたが、なんとか物件を引き払うことができました。
「事故物件」というカテゴリーには確かに当てはまらない家でした。でも、多分何かある家だったんでしょうね……。
しかし、岩見沢市役所職員にはクレームを言いたい。あの精神的瑕疵を与えた張本人は、役所の職員に間違いないですよ。不確かな情報を窓口でべらべらしゃべるなんて信じられない!
それ以来岩見沢がすごく苦手な場所になりました。
でも、ちょっと所用で行かなければならなかった日があり、帰ってきたら夫が交通事故を起こしていました。怪我はなく、物損事故扱いになったので大事に至らなかったのですが。
そしてその翌日、飼い猫のほっぺに穴が開きました。歯槽膿漏の炎症が原因でした。幸い、無事完治しましたが。
そんなこんながあり、しばらく岩見沢市には近付きたくないと思っています。岩見沢は当別から買い物に行くには近くて便利な場所なんですけどね。
いろんなことがその後もありましたが、お陰様で拓も随分元気になりました。
4月以降そんなこんなで執筆があんまり出来なかったんですけど、落ち着いたので誕生日を機に再開したいと思います!