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自分、文章変わった……?

近況ノートを書いている余裕がしばらくありませんでしたが、KACはぼつぼつと進めていました。
さきほど無事に全お題完走出来ましたので、既紹介作も含めてリストにしてみます。
例年通り、すべてラウルとレナートの話でまとめました。

1題目「ひなまつり」/雛は育ち、男は変わる
https://kakuyomu.jp/works/16818622170551007858
デリツィオーゾ王宮での、祭りの光景。

2題目「あこがれ」/鶏は大鷲の夢を見る
https://kakuyomu.jp/works/16818622170770896350
シリーズのメインストーリー「笑顔のベリーソース」から約50年後、ラウルとレナートが伝説になった頃のお話。

3題目「妖精」/妖精のビスケット
https://kakuyomu.jp/works/16818622171028052342
王女様の頼みに応え、妖精への供物を作るラウルのお話。

4題目「書き出し指定『あの夢を見たのは、これで9回目だった。』」/嘆きの乳粥、夢の残り香[前編]
https://kakuyomu.jp/works/16818622171427864583
5題目「三題噺「天下無双」「ダンス」「布団」」/嘆きの乳粥、夢の残り香[後編]
https://kakuyomu.jp/works/16818622171438500603
牢獄に囚われたレナートが見る夢のお話。2作で前後編になっています。



と、計5作書いたわけですが。
このうち最後の2作、つまりは「嘆きの乳粥、夢の残り香」前後編を書いた際に、強く感じたことがあります。

「なんか自分、文章変わった……??」

この2作はレナートの一人称なのですが、昨年のKACにて同じくレナートの一人称で書いた際と比べて、文章の「手触り」がまったく違ったのですよ……。
「手触り」が具体的に何なのか、については、自分でも明確に言語化できないのですが……書いている時の「感触」がまるっきり別物だったのです。ものすごく感覚的な話ではあるのですが。

手触りの違いは、文章自体にもやはり表れている気がしていて、昨年のレナート一人称(パンツァネッラ! パンツァネッラ!! パンツァネッラ!!! https://kakuyomu.jp/works/16818093074080286250 )と今年の「嘆きの乳粥、夢の残り香」の文章、やはり全然違っている気がします。どう別物なのかは、自分だとやっぱり言語化が難しいんですが。

当初は常体=だである調と、敬体=ですます調の差かと思ったのですが(通常レナートの語りは敬体ですが、今年分は状況が極限状態なので常体で書いています)、どうもそればかりとも思えない。
何が起こってるんでしょうね……。



思い当たる原因は一応あって、昨年暮れぐらいから内々で「文体の舵をとれ」の合評会をやっている影響が出てきているのかもしれない、と思っています。
「文体の舵をとれ」は、小説家アーシュラ・K・ル=グウィンによる「小説家のための手引き書」です。
詳しい紹介は下記よりどうぞ。
https://www.filmart.co.jp/books/978-4-8459-2033-4/

この本にはいくつか練習問題があって、成果物を合評会で相互に持ち寄って評し合うことが推奨されています。
合評会は既に4回やっているのですが、それの影響がだんだん出始めているのかもしれません。

といいますかその4回目、実は今日やっていたのですが、提出した課題のひとつが非常に他の参加者さんがたに好評で「魔法のiらんどのショートストーリーコンに出してみては」と提案いただいたので、急遽応募することになったりもしました。
応募した話は下記のものです。

切れて落ちれば、手は届かない
https://kakuyomu.jp/works/16818622171559546470

こちらは練習問題4の問2「構成上の反復」へ向けて書いたものなので、その視点で見てみられるのも面白いかもしれません。
「文体の舵をとれ」の練習問題はあと半分くらい残っていますが、全部終わった時はもっと文章が変わっているのだろうか……と考えると、とても楽しみです。



そして応援コメントの返信やレビューコメントのお礼等、またも遅れていて申し訳ございません。
この週末のうちにはお返しできればと思っていますので、いましばらくお待ちいただければ幸いです。

2件のコメント

  • なんか面白そーなので、今度読み比べてみますね♬

    【昨年の作品】
    「パンツァネッラ! パンツァネッラ!! パンツァネッラ!!!」

    【今年の作品】
    「嘆きの乳粥、夢の残り香[前編]」

    これを比べればいいんですね。
    ちなみに「三題噺」はお題自体が全ての作品を台無しにする魔法の言葉が含まれているので、参考にならない気がします。

    かの鶴瓶師匠にして、ギブアップしたお題が有るくらいですから(笑)
  • >そうじ職人さん
    気にかけていただきありがとうございます!
    はい、比較対象はその2作であっています。自分の感覚ではものすごく違いがあると感じているので、他の方から見てどうなのかはとても気になっているところです。
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