もしも自分を騙るSNSアカウントが現れたとしたら、あなたはどうしますか?
どうも、ひっちゃんです。
今回は先日の近況ノートでも触れましたが、カドカワ学園ミステリー&ホラー小説コンテストに向けて執筆していたものの間に合わなかった作品のご紹介です。
『私が知らない私がいる』
https://kakuyomu.jp/works/16818792440664690985<概要>
高校二年生の白崎澪は、ある日自分になりすましたSNSの裏垢が存在することを知る。そこには身に覚えのない悪口や陰口が次々と投稿され、クラスメイトとの関係は急速に悪化していく。
文芸部の仲間たちと裏垢主の特定に乗り出す澪だったが、やがて投稿内容は悪口から意味不明な呟きへと変化し始める。そして犯人を追い詰めた時、澪を待っていたのは想像を絶する真実だった。
「私は一体、誰なんだろう?」
失われた記憶の断片を追いながら、澪は自分自身の正体に迫っていく。そこに隠されていたのは、ある少女の切ない想いと、歪んだ愛情の形だった。
SNSの闇と現代の親子関係を背景に描く、アイデンティティ・サスペンス。
こういう重いテーマを扱うことも、ミステリー調の作品を書くこともなかなかないので大変でしたが、その分存分にお楽しみいただける作品に仕上がったと思います。
ぜひ、澪と一緒に謎を追い、誰が何のためになりすましをやっているのかを考えながらお読みください。
必ず、驚きの展開が待っているはずです。
完結まで毎日更新予定です。既に執筆は完了しているので、安心してお読みください。