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9月21日 第三回手話ダンス甲子園 観覧受付は9月8日17時まで(抽選)

第三回手話ダンス甲子園があります。
 近くのかた、よろしければご参加下さい。
『観覧券』が無いと中に入れません。
 日にちが迫っておりますので、観覧希望の方は、早めに応募しましょう!(抽選)

 場所は、兵庫県福崎町 エルデホール

 ※文化センターで、ライブビューイングあり(観覧券の必要なし)

1件のコメント

  • 元橋ヒロミ 様

     おはようございます、夷也荊です。
     この度は答えにくい質問に答えて頂き、有難うございました。
     返信の中でアイヌについてご興味があるとのことでしたので、
     小生がアイヌに興味を持った切っ掛けを話しに参りました。

     小生がアイヌに興味を持ったきっかけは、中学校の
     図書館にあった一冊の本でした。
     それは生物学者とアイヌの少年が文通した物を
     一冊の本にまとめた物で、その中に一話の
     アイヌの口頭伝承が記されていました。
     なんと、蚊の娘と人間の男が結婚するという話しでした。
     当時中学校一年だった小生は、この口頭伝承に衝撃を受け、
     アイヌの沼にはまりました。
     修士までアイヌの口頭伝承について学び、
     博士ではアイヌの口頭伝承の再利用について
     研究するつもりでした。
     博士課程で阿寒でフィールドワークをする直前で、
     病気をして障害者となり、その夢は潰えました。

     小生はアイヌについて小説もエッセイも書かないのは、
     一次資料がアイヌ語の声の資料であることや、
     日本人がアイヌの地を植民地化した史実があるためです。
     つまり、アイヌ語が堪能ではない小生は、アイヌの方々の
     本当の声を調べることができず、安易にアイヌについて
     書くことは植民地化した側としてどうなのか? という
     疑問があるからです。
     そして、アイヌの口頭伝承は、アイヌの方々の知的財産だと
     小生が考えているからです。
      
     最近アイヌを題材にした漫画が流行り、北海道にウポポイができて、アイヌについて知る機会も増えていますが、これによってアイヌの遺骨の頭骨被害が浮き彫りになり、アイヌ文化をスタイリッシュに消費しているという批判が上がるなど、問題は山積しています。
     このことから、アイヌについて和人(アイヌから見た日本人)である小生が、作品を書くことは今はないと思います。

     もちろん、現在では前向きな動きもあります。
     アイヌの若い世代が声を上げて、自分が継承してきたことを実践し始めていることや、アイヌと和人が手を取り合って活動していることなど、嬉しい話題に触れることができています。また、盗掘されたアイヌの遺骨が返還されることも話題になりました。
     小生もいつかは、アイヌについて小説やエッセイを書くかもしれません。

     ——こんな所でしょうか。
     長文になってしまい、申し訳ありません。

     手話ダンス甲子園というものもあるのですね。
     兵庫……、遠いです。
     小生の所でもこういった障害者や健常者が交流できる機会が
     あればいいのですが、田舎は遅れ気味ですね。

     それでは、駄文を失礼しました。
     ご多忙とは思いますが、元橋ヒロミ様も御自愛下さい。


     
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