ゴロツキ派遣部隊の全滅までのお話です。
マーキュリー領サイドの全滅エピソードは本編の中に「過去にあった話」として語られている程度ですが、マーキュリー領側は武闘派閥でおそらく精鋭の集まりだったと思われます。
本来ならC・D級冒険者が数人護衛つけば通り抜けられる大森林だったものが
精鋭クラスBやA級の集まりでも全滅してしまう森になっていた訳です。
シグルドさんも最初は精鋭20人程度で調査隊を送ったのかもしれません。普通に考えれば十分なメンバー構成だったのでしょう。シグルドさんは冒険者組合の話と全滅した調査隊を考慮し早々に森の調査を辞めています。
対する王国側はどうしても金が欲しい。大森林が魔の森となっての滞納された数年分の税金がとうしても欲しいので事情を調べずにとりあえず1000人の部隊を投入。派遣費用もマーキュリー領から絞りとれば良いわけです。
えっと、私はこれと似た状況を見たことがありまして。
仕事で派遣の人と会うことがあります。
出先の会社でその会社さんが製品不良を大量に出していまい、その会社さん製品の補修という作業内容だけ伝えて、派遣屋さんに30人ほど急遽依頼。
派遣屋さんは突然30人のプロフェッショナルを手配することができずに、会社さんに「補修ができる人の手配は無理」と伝えたそうです。ところが会社さんは納期が間に合わないから「とにかく人を出せ、やり方は教える」って事で50人ほどの未経験者が集まりました。
教えたところで数日で補修ができる訳もなく。未経験者だから仕事にそれほど責任感もなく結果は酷い物。
会社さんは補修結果に満足できずクレーム。ここで派遣屋さんと会社さんで喧嘩になってしまった訳です。
会社さん側が「派遣職人の事情をよく理解せずに発注した」問題となった例です。
そんなバカな話があるか?って思われるかもしれませんが、人間焦ると判断能力が格段に下がると思われる例だったのかもしれません。
今回のエピソードとは関係していません。たんなる作者の経験談です
次話で今回の閑話は終りです。
シオンとシャレイラの話は公開までは時間を下さい。
難しく書かないでライトに済ませる方が筆が進むかな……と悩んでいます。