愛と勇気の美少女陰陽師シレン、菩薩に代わっておしおきよ♡
枝恋「あ、みんなが悪い悪霊にえっちな悪戯をされてますわ」
魔魅鵺「悪という字が三つ揃ったね、文系ヒーロー爆誕だよお姉ちゃん。さあ変身だ！」
枝恋「……」
魔魅鵺「どうしたの、早く、早く、ぱーっと脱いで変身するんだよ、ぐへへ」
枝恋「それよ、なんで変身するときに服が破けるのよ」
魔魅鵺「それが魔法少女モノのお約束だからだよ、ぐへへ」
枝恋「わたしは魔法少女じゃなくてよ、魔魅鵺くん。それに、あなたわたしより幼い子供なのに表情が中年エロ親父になってるわよ」
魔魅鵺「ぼくは見た目は子供、中身はおじさんなんだよ。ぐへへ」
枝恋「悪霊退散ッ！」
魔魅鵺「うぎゃぎゃぁあ！」
枝恋「やっぱり悪霊に取り憑かれていたのね。これでもう安心よ」
魔魅鵺「ありがとう、お姉ちゃん。じゃあさっそく、ぱーっと変身しちゃおうか。ぐへへ」
＊筆者注 本編に服が破れる変身シーンはありません。また、本作は至って真面目なファンタジー小説です……たぶん、ね。
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「お嬢さま陰陽師シレン♡男爵令嬢の筆になった少年」とりあえず完結しました。
もっといろいろ描きたいエピソードはあります。ぜひ、本作を長編書籍で読みたいと思った希有なそこのキミ、キミだよキミ、応援よろしくね。