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【画像:公開3ヶ月前の詰め合わせ】 『ソードフィッシュ』を見ました 2026年10月7日

 カクヨムの方とリモート会議!
 する夢を見ました。3人で会議していました。脳内会議にお付き合いいただいたみなさん、ありがとうございます。
(どなたかわからない・おわり)


【画像】 公開3ヶ月前の詰め合わせ

まだどなたにも読まれていない、2024年6月4日のポンロボ画像です。
主に ChatGPT で作成しています。

今とはかなり違うけれど、「あ、2年前ってこういうタッチだった!」となつかしい方もいらっしゃるかもしれません。厚塗りの油絵タッチも、味があってよかったなと思います。今でも描けるのかなあ。

A,B …… ハヤガケドリ。
 ダチョウやエミュー、ヒクイドリを私はモチーフに使っています。けれどBみたいにだいぶ違う印象のものも混じっておもしろいですね。

C …… 第一話で落ちてきたときの甲冑ゴーレムの残骸。
 「壊れたロボ」を指定するとおもちゃみたいなデザインになってしまうので卵型のポッドと説明して描いてもらった気がします。

D …… ウィルミーダ。これがいちばん出来のいいウィルミーダでした。
 やはり架空の存在は当時は無理だったみたいです。でもこの「白銀の巨人」のイメージは、小説本文に近いと思っています。今、どの描き手に出力してもらってもガンダム化の圧力がすごいので……。

E …… 石の人形。暖炉。はい、イシチョビです。

F …… ポニーテル女子、髪は色素薄めの褐色。これは伝わりますね。芝桜ウイン。

G …… 現実にないものはすごいデザインになるシリーズ。ハートタマ。
 いちばん出来がいいのがこれでした。

H …… 本は再現されていませんが、金髪ぼさ髪なので特定できますね。
 この頃は「少年に見える」といくら言っても女性っぽさが消せませんでした。「胸を平らに」とでも書こうものなら、ワードでNGが出されてエラーになってしまうのでした。今でもその傾向はあります。センシティブでは「ない」方向に指示しても、とにかく単語で駄目。実年齢を出しても「その年齢だけで引っかかっている」と解説されます。9歳とかは存在だけで罪という扱い。ひどい。

I …… 荒野のウインとトキト。
 2人同時に描くのはほぼ不可能な時期に2人入れました。もしかすると「荒野に出現してオアシスに歩いていく」という最初期案だった頃の絵かも?

J …… 第二章の最終盤のあの場所。デバニア・ディンプですね。公開前からこうでした。

K …… 最初に訪れる集落・シルミラ。
 まだディリタもサンナンボフもいません。ウーキラもネリエベートもいなかった頃。右下は特産物のシルミラ・ペッパー。




●映画『ソードフィッシュ』

さっき見ました!

印象に残ったのは「入れ子構造」と、「ほんとうに欲しいものと力の大きさの乖離」と、「偽りの光景」です。

検索エンジンによる作品紹介:ソードフィッシュですね!🎬 天才ハッカーが巨額資金の強奪計画へ巻き込まれる、速度感あふれる犯罪サスペンスです。 ジョン・トラヴォルタらの駆け引きと、二転三転する展開が見どころです。

・スタンリー(凄腕ハッカー、クラッカー) …… ヒュー・ジャックマン
・ガブリエル(犯罪組織のトップ、「ソードフィッシュ」の大金を狙う) …… ジョン・トラヴォルタ
・ジンジャー(案内役の黒人女性。正体を組織にも隠しているが……) ……  ハル・ベリー

スタンリーが主役ですので、シンプルに彼の望みと力とを比較すると「娘ホリーとの安全な生活」が欲するものだと今は気づいている。けれど持っているのは「世界規模のハッキング能力」で、これを警察の人間には「いいことに使った」とうそぶいて恥じることがない。しかしそれで逮捕、収監されて、妻に離婚されて娘に近づくことができなくなってしまった。視聴者が一般に持つ「家族と暮らす」「家族に会う権利がある」がどんな大金よりも貴重で、逆に誰も持っていない「世界を揺るがす能力」がそれを損なってしまったという後悔がある。でもスタート時点では自分に問題があることを自覚していない。

これが入れ子構造を作っているのは、ガブリエルの行動です。彼はさらにスタンリーを拡大した「最大人数の最大幸福のためにカネと武力を持つ」と主張している。スタンリーと同じことをスタンリーという犠牲者に主張して、理不尽を強いている。スタンリーの自省は描かれているようには見えなかったけれど、おそらく繰り返し、視聴者とともに「力をふるって世界を乱すということは、小さな幸せを大量に押しつぶしているのではないか」とも思い、行いを反省したのではないかと思います。しかし、同時に最初から思っていたことは増幅する。「それでももっと大きな不幸を防ぐためなら、自分が悪(悪ではないとこの映画の人物は誰も主張しない)の立場で糾弾されても、ためらわずに悪としてふるまい、信じる善行を積み上げる」ということには、魅力がある。ガブリエルのように生きるのも、もしかしたら唯一無二の生き方なのではないか? という引力が感じられますね。ピカレスクロマンという言葉もあります。

一方でスタンリーはガブリエルという直接の理不尽に対しては「正義の反抗」もする。これの入れ子構造は、外側にいる警察の人間たちが果たしています。この警察の立場もまた、ガブリエルにとっても視聴者にとっても魅力的です。「なんの後ろめたさもなく正義の側について、行動したい」と思わせるものがあります。

この『ソードフィッシュ』で最後の10分間で、この入れ子構造の二つを貫く存在がありました。
それがジンジャーです。最初はスタンリーをガブリエルのもとに案内する立場。そしてこの最初期から、途中何度も「ホリーを取り戻すため」という言葉でスタンリーを動かす(それ以外のセクシーな誘惑もする。このふるまいは妻に離婚されたスタンリーのあらたなパートナーを予感させ、ヒロインの立場を娘ホリーと二分割して負担していたと思います)。このジンジャーの振る舞いは、初期スタンリーとガブリエルの主張に沿ったものでした。
ところが途中で「麻薬捜査組織(EDAだったかな?)」と正体を明かしてスタンリーのべつの意味の味方としてふるまう。ガブリエルに対抗する立場であるからこそ、今はガブリエルに協力したほうが安全だという論理ですね。これがこれで終わるのもありだったのですが……映画のおもしろさをぐんと増したと思います。
そのままでもおいしいショートケーキに、食べてみたら中のクリームにもイチゴが入っていてさらに満足してしまった! みたいな感じがありました。

サスピシャスな序盤の映画語りとテロ(しかも民間人に犠牲者)という「引き」から、なにげない語りが真相を教え、最後に「二人ともいる!」とおどろきを与える「締め」まで、映像がわたしたちをがっちりと捉えてきます。スタンリーが果たした「力よりも小さな真の幸せ」と、選ばなかったほうの「すべての力を使って世界の危機を法律の外側から(=悪となって)排除」という生き方とをどちらも見せてくれる構図になりました。もちろん、私たち視聴者は、スタンリーの手に入れた幸せの世界、平凡な私達自身に戻って映画を見終わるのですが、「あちらの世界に生きたなら……」と空想をするのを止められません。偽りの光景が、この最後のシーンを途中ずっと隠しておいてくれたのですね。


見たばかりで推敲もなしで書きました。誤字・誤打鍵がいっぱいありそうですが、近況ノートなので堅苦しくいかずに、公開してしまいます。

※あっ、書き忘れました。『ソードフィッシュ』も島村 翔さんにおすすめいただいた映画でした。見ましたよー!


8件のコメント

  • うおーーー💦
    Eのイシチョビ、、、一瞬目がとまりますね👀
    ハートタマもっ!!!(笑)
  • >晴久さん

    気をつけてください!
    このイシチョビが夢に出てくる可能性があります。
    「ボクハ……チビッコノ、ゴーレム ダヨ……ツケテオクレヨ、ボクノ ナマエヲ……ヲヲヲヲヲ……」
  • 「ハートタマ」は、難しかったんでしょうね。なんとなくフクロウをぶら下げたりして。大人の女はどんだけでも描くのに、9才女子は「描きません」ですか…ロリアムジアも、最初は「ロリ」だけで拒否されましたものね。バノにこの胸は合わないな。
  • >朽葉色さん

    そうなのです、ロリアムジアが「ロリ」だけで弾かれていた頃の絵です。
    ハートタマ、たしかにぶら下げているのはフクロウっぽいですね。ヒゲかと思った。
    9歳というだけで描かないわけではないようなのですが、過敏すぎる判定で「未成年の暴力や性的な絵はだめ」と、そんな要素が微塵もなくても言ってきます。「そういう要素は入ってないですよね?」と言い返すととたんに画像の生成を始めることもあります。
    (水入りで描くのなら、最初から描いても違わないのでは……?)

    バノの絵はすべてこれ式しか上がってこなかったので、苦肉の策で「もう少年で描いてもらうしかない」と、あるときから少年で描いてもらうようになりました。
    今はちゃんと設定通りです。
  • ウインが素敵です!!映画版だとこんな感じになりそうです!

    そして、ベニ先生、もう「ソードフィッシュ」までご覧になってくださったのですか!!

    ちょっと長くなります。すみません。

    麻薬取締局(DEA)が極秘作戦で不当にゲットした95億ドル。これをコンピューター操作で戴く話。

    冒頭から予測不能の事態が次々と起こり、ジョントラボルタの謎の行動に、観ている自分まで振り回されました。

    ヘリコプターがバスを釣り上げてしまうクライマックスも爆発シーンも圧巻ですが、ベニ先生のとらえ方が面白いです!

    娘のホリーと一緒に暮らすこと。家族との穏やかな生活を取り戻すこと。これが純粋なスタンリーの欲しいもの。
    でも、世界規模のハッキング能力があっても、娘と暮らすという個人的な願いはかなえられないという、欲しいものと力の大きさの乖離ですよね。

    また、入れ子構造とかすっごい言葉で表現くださいました。
    確かに、、同じ問題が登場人物を変えながら繰り返されるんですね。そんな風に考えて観てなかったかも!!
    単純にミスリードに踊らされ、アクションに巻き込まれ、スタンリーといっしょにハラハラしてました笑

    観終わった後はゼーハー疲れてたのを覚えてます。

    確かに、ガブリエルは大きな目的のためなら、通常のルールを破ってもよい」という考え方でしたよね。
    スタンリーが自分の行いで家族を失ったように、ガブリエルのやったことは、より多くの人々の生活や安全を奪います。それが入れ子構造になってると。

    そんな風に関係性を見てなかった。ベニ先生の着眼点がすごい!

    あと、ガブリエルって悪役なのに、なぜか憧れてしまうのはたぶん、ガブリエルがそこらへんの悪とは違うからかもです。

    自分が得をしたいから、ルールを破るヤツではなくて、もっと大きな問題を解決するために、ルールを破るやつ。

    社会のルールを破ってでも自分の信念を貫く人物はちょっと魅力を感じるかもです。

    「正義」は立場が変わると姿を変える。ですよね。

    あとジンジャーもいいですよね!
    ショートケーキの中にもイチゴが入っていた・・・上手い表現!!

    そして一番の魅力はなんといってもミスリード。
    映像が示すものと、物語の中で本当に起きていることが一致しているとは限らないというもの。
    終盤で明かされる真相にはあっ!?となります。

    ラストあたりで語ってくださった、「選ばなかったほうの人生」も考えてみる。これ、いいです!
    自分もそういうのを想像しながらエンディングを迎えたと思います。
    ていいますか、つい、考えてしまうと思います!

    沢山の面白い観点からの感想、とても面白かった。
    また観たいと思ったくらいです。
    楽しい時間をありがとうございました!
  • >島村 翔さん

    映画も小説も、見ている(読んでいる)あいだは、私もその世界に立ちあらわれてくる一つ一つに「おおー!」「おどろいたなあ」と反応しています。そして記憶のポンコツさもあいまって(いいのか?)だいたいそれが「起こった」と完了形になったとたんにどんどん印象としては薄れていくのだと思います。高速で移動する自動車や列車で見た目立つ風景と似ています。

    最後まで残るのは「あれはなんだったんだろう?」「どうしてこうなっているのだろう?」のことが多いですね。
    なぜそうなのかはわかっています。

    「あの不幸は、どうすれば避けられたのか?」「どの時点まで過去に遡れば対処できたのか?」
    と、強く強く思うからです。

    だから、「ほんとうにほしかったものはなに?」という疑問もセットになってきます。
    スタンリーがほんとうにほしかったホリーとの時間を手に入れられてよかったと思うのですよね。
    映画が終わっても疑問は残り、それをついついしゃべってしまう感じがあります。

    ヘリコプターと装甲バス、そして落下してしまう人質と犯人グループの一人。ものすごい緊張感と画像の迫力がありました。
    そして、人質の誰もが、たとえ大人だったとしても、「もう一人のホリー」であることを忘れたくないですね。

    トラボルタの演じるガブリエルは、天使の名前を持っています。
    悪を討ち滅ぼす剣です。人体にもいる免疫機構みたいなもの。

    でも免疫機構ではあるけれど、じつは健康な細胞(人質やスタンリーの集の人たちなどなど)をも大量に死傷させていますね。
    免疫不全症候群に、なりかけている。あるいは、もうなっている。

    単純に「結果がいいならなんでもいい」でもないし、「手段として不殺を選んだら結果に責任を持たず、大きな災いを防げなくてもいい」でもない。
    その両面をきちんと描いてくれた作品だったかもしれないなあと思っています。
  • ええ!!確かに!
    正にそうだと思います!!

    最初、あの作品を観た時は、ここまで深く掘り下げず、ただ目の前に起きた事をどう処理しようか脳が必死で働いて、驚いたり衝撃を受けて興奮していただけだったのですが、ベニ先生のこの掘り起こしで、また気づかなかった部分まで気づかせてくださいました。
    あの時の色んな場面がよみがえってくるようです。
    もうずっと長いこと観てないので、もう一回観よう!!
    ありがとうございました!
  • >島村 翔さん

    たぶん、私のほうこそ大量の取りこぼし、見逃しがあると思います!

    でも見逃さなかったところに価値があるのだとしたら、うれしいですね。
    島村さんにこうして評価していただけて、光栄です。

    カクヨムは応援コメントやレビューで1対1の感想や分析をする場でもあります。でもはたして自分が書いた感想が価値があるのか、それなりに的を射た見方をしているのか、それは1対1の状態ではわからないんですよね。これは仲良しの遠慮があるとか忖度があるとかいう話ではありません。それらがなくても、「ない」保証はないのですから。(でも、適度な手加減というか、思いやりはむしろあったほうがいいと私は思っています。書きつづけるのはとてもたいへんなことだから!)

    今回こうして映画(『グラディエーター』『ソードフィッシュ』)を話題にして感想を交換する機会に恵まれました。これは私にとって励みになりました。
    第三者の作品にそれなりの感想が言えるのなら、1対1のときにも、おそらくはそれなりに役に立つ感想を言っている可能性がありますからね!

    ただでさえ私はなんでも長く書きがちなので、作劇上のことをあまり触れない(印象を記憶しておけないポンコツ脳である)のは、それでいいことにしています。人物にばかり言及する、または能力とか世界設定にほうばかり気にしている感想になりがちです。
    この上、作劇まで触れると感想が2倍の長さになってしまいますね!
    ミステリ系の作品だとほんとうにそうなりそうです。晴久さんの『SOUL』には、勝手な感想を長々と書いてしまうことが多いのです……。

    でも、こうして『ソードフィッシュ』は島村さんに「もう一回観よう」という気持ちをお返しできたことですし。
    自由にやっちゃおうっと、という気持ちです。

    つねづね映画を見なければと思っていた私に、いい機会、いい作品との出会いをくださいました。感謝いたします。
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