@arice23

勇者のトラック転移に巻き込まれたっぽい女子高生。普通の人間だからと勇者の誘いを断り王宮を出ることに。仕事を始めるも失敗続きで上手くいかない。そんな時、魔導具師の素質かあることが発…

　その自称・元魔女は俺に言った。 「どんな理由があっても、他人を傷つけるものになった瞬間に、その正義ってやつは正義の顔をしたただの暴力ってやつになっちまうのさ」 　自称・元魔…

「腰痛剣士と肩凝り魔女」の関連短編の一つ。 「腰痛剣士と肩凝り魔女」を先にお読みいただくと色々とアレですのでよろしくお願いいたします。 https://kakuyomu.jp/…

【第８回角川文庫キャラクター小説大賞《奨励賞》受賞作！】 ◆あらすじ◆ 名門の娘ながら代書屋を営む藍夏月は、人ならぬものと縁があり、幽鬼からの代書も引き受けている。しかしある日…

京都で新人医師として働く幸成は、不可解な症状の患者に出会う。なんと彼は「呪われて」いるらしい。 弱り切った幸成に、ある患者が言った。「八瀬の山奥に、魔女がいはるんよ」。 幸成は藁…

地球に単身調査に赴いた宇宙人のジョー。 地球の文化はジョーにとって驚くべきことばかりだった。 とくに、地球人の女性は。

「わたしには、どうしても貴女が必要なのです。どうか、わたしと結婚していただけませんか？」 ネーデルラント（現在のオランダ辺り）でも富裕なロズウィック家の令嬢でありながら、「令嬢…

2024年４月２５日に『夫君殺しの女狐は幸せを祈る』と改題・改稿のうえ角川文庫より発売いたしました！ 秘密を抱えた二人のあやかし中華風婚姻譚――。 これまでに三度嫁入りし、三度…

「死んだ動物の皮を扱う靴職人など、不浄な！　婚約破棄だ！」 　靴（くつ）作りに打ち込んでいる借金持ちの貧乏男爵家令嬢・リルジェシカは呆れ果てた婚約者から婚約破棄を言い渡される。…

疲れた。もうやだ。カップラーメンの用意をするのもめんどくさい。 同棲していた恋人の陽斗（はると）が椰子（やこ）のワンルームを出て行ってから今日で五日目。 残業で疲れ果て、夕飯の…

傷心の『私』が雨降る名もない神社で、神さまと出会う話。 ※2018年に公開したものです

【以下、結末を含んだ800字程度のあらすじです】 火宮華は鍛冶師一族の末代。しかし女という理由で跡を継がせてもらえず、不服に思っている。 婚約者・朔夜は、こっそりと華へ刀を鍛える…

イリスは母親が死んでから親戚の家で暮らしている。暮らしは貧しく、あまり良いものとは言えない。そして親戚から自分を売るという話を聞いた日、イリスはローワンと名乗る男性と出会った。ロ…

――世界は異能に包まれている。 誰もが生まれながらにして固有の異能《アビリティ》を持っている。だから、自己紹介、履歴書、面接、合コンetc、どんな場面でも異能を聞くのは話の定番…

生まれながらにして神より授かる神賜術(かみのたまもの)の優劣により爵位が定められる日輪（にちりん）の国。そこで蘭華は神賜術を持たず代わりに強大な魔力を持って生まれた。蘭華は魔術を…

「あなたが噂の魔女殿か？」 街を追われ森の中で薬方店を営んでいたトーナのもとを訪れたのは、銀髪碧眼の美形の騎士ハル。 彼がもたらした依頼はトーナの人生を大きく変えるものだった…

「私は魔王の娘、フリージア・ドゥ・ディアボロ。 魔国の第一王女である私は魔王陛下のエスコートで夜会に参加していた。陛下と別れた私は有力な貴族たちとの交遊に勤しんでいたところアキ…

【カクヨムコン8・読者選考通過作品】 アキバの外れ、雑居ビルの2階にとある探偵事務所があった。 探偵業は全く流行っておらず、所長の篠原は階下にあるリサイクルショップでアルバイトを…

「いきなりすみません、綿津見コウさんですか？」 ひらひらとした服に、カラーコンタクトみたいに鮮やかな緑色の眼、緑がかった髪の男が立っていた。洗濯物を背景に。 「申し遅れました。ど…

2022年11月の初旬。宅配業者から一通のショートメールが届きました。 そこに送付されていたURLを押してしまったことで、まさかあんなことになろうとは……。 普段は注意していた…

「呪われた龍にくちづけを」第三幕の番外編です～！ 龍翔が公務で宴に出かけた後、留守番として残されたのは明珠と、その護衛の安理。 主がいなくなった部屋で、従者の二人が話すことは――…

もし、「呪われた龍にくちづけを」の世界にバレンタインデーがあったら⁉ というネタで書いてみたお遊び番外編です！(≧▽≦) ちなみに、時間軸としては、第二幕と第三幕の間になります…