青草です。
暖かい陽気にまどろみながら、これを書いています。
うっかり厚着してしまうと、汗が滲む日も増えてきました。
のんびりお花見でもしたいなぁという今日この頃です。
小説の方は長編の筆が進まないので(いつものことか)、しばらく別作業してました。
いくつか近況のご紹介です。
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◯拙作『A rolling stone gathers no moss』の改題・リライト
カクヨムを始めた頃に書いた『A rolling stone gathers no moss』という作品を改題・リライトしました。
去年の末に公募(集英社短編小説新人賞)に応募しました。
結果は落選でしたが、応募に際して文章を手直ししたり加筆して、以前より良くなったと感じます。
こういうきっかけがなければ、リライトしなかったと思うので、挑戦して良かったなぁと思っています。
改題後のタイトルは『カウント9:ボクがスマホを拾った日』です。
崖っぷちボクサーがとある少年との不思議な交流を通じ、再起していく物語。お読みでなければ、ぜひお読みいただければ嬉しいです^^
作品URL
https://kakuyomu.jp/works/16817330654917757797◯その他の作品の手直し
前述のリライトをきっかけに他の作品も見返してみたところ、今見ると色々気になるところがありました……。
書き始めの頃の文章は特に^^;
お読みいただいた方々には大変感謝しております。
この機会に全部見直してしまえ!と思い立ち、全作品で手直しを入れました(あくまで現在の私が考える見やすさに基づいたもので、これが正解と言いたいのではありません)。
手直ししたポイント
・地の文、会話文に関わらず、意味段落でまとめる(特に縦読み寄りの雰囲気の作品)
・会話文は字下げしない
・三点リーダー(…)は二回連続で入れる
・できるだけ登場人物の年齢に合わせた表現に置き換える
◯拙作『空想少年の宿題』のあらすじ改訂
初めての長編でどういう話として見せたいのか曖昧だったように思います。
書き進めていくうちに自分の中で明確になってきたので、改めて作品TOPのあらすじを下記に変更しました。
ちょっと格好良くしすぎたかもしれませんが、これを目指して書きたいと思います^^;
〜空想少年の宿題』あらすじ〜
それは、2004年の夏休みの出来事だった。
かつて不作の地に雨を降らしたという水神が祀られる、内陸の町「水ノ宮市」。
いつもノートに空想ばかり描いている少年純平(小学六年生)は、オカルト好きの幼馴染テッちゃん(中学二年生)の誘いで、ネットで噂のUMA「雨男」を探しに行く。しかし彼らが出会ったのは、300年後の未来からやってきた少女アオイ(十三歳)と宇宙船AIのフロッディだった。
事故により未来に帰れなくなった彼女たちをかくまうことにした純平は、次第に淡い恋心に目覚めはじめる。
一方、水のような体をした巨人「雨男」の出現と時同じくして、町では奇妙な断水が起こっていた。雨男は水神なのか。それとも──。
水神の伝承、未来から来た少女、そして空想する少年。時を超えた繋がりが少年少女の運命を左右する、ひと夏のジュブナイル・SFミステリー。
作品URL
https://kakuyomu.jp/works/16817330654091562158◯拙作「青草の種箱」の趣旨変更
いつか物語として発芽すればいいなという思いで始めた物語の種集「青草の種箱」ですが、最近では無理に発芽させず、種のままでもよいのではないかと思うものも増えてきました。
また一編が短いため、私の作品を初めてお読みいただく方はまず「青草の種箱」からお読みいただく場合もあると思います。
今までの「自分用メモ」のような感覚は捨てて、一つの作品集となるように書き続けていきたいと思いました。
その上でより長い物語にしたいものは発芽させる、という風にしたいと思います。
作品URL
https://kakuyomu.jp/works/16818093088798230486✲
花粉症が辛い季節ですね。また、環境が変わる方も多いと思いますが、皆様にとって暖かな春となりますように。
それでは、また。