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菜緒と重度知的障害の父親は2人で市営住宅の6畳一間のアパートで暮らしていた。母親は家を出てしまい、父親には菜緒を育てる能力がないため、重度障害者施設で支援を受ける事になった。そしてさくらは児童養護施設に行く事になったため、親子は生き別れとなってしまう。そんな父娘の唯一の思い出は、小学2年生のさくらと共に九九を覚えた事……それから8年後、さくらは15歳になり、学校帰りに駅の近くで路上ライブをするようになる。ある日曜日の夜、公園で1人ギター片手に歌っている所にどんどん人々が集まって来て……終わった時には足を止めて聴いていた人達から大きな拍手が湧き上がった。

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