本日、『ダンジョンでモンスターの卵を食べたら強くなるらしいけど、なんもやる気が起こらん。食う気はあるけど。』の更新をお休みします！
～ミツミママに甘やかされる夢を見るカオリちゃん～
「ママ！ だっこして〜！ だっこ！」
「はいはーい！ ちょっと待っててねー！ すぐ行くよー！」
「はーやーくー！」
「はいはい。ミツミママが来たよ〜！ カオリちゃんおいでー」
「ママ！ んふ〜。頭なでなでもしてー！」
「なでなで、よしよし。カオリちゃんはいっつもがんばってて、とってもえらいでちゅねー。カオリちゃんががんばった分、ママがたくさん甘やかしてあげるからね〜」
「ママ！ ちゅーして！ ちゅー！」
「カオリちゃんはちゅー好きだねー。ほっぺがいい？ お口がいい？」
「お口ー！！」
「お口ねー。――ちゅっ」
「んっ。えへへ〜！ もっともっと！」
「もー、カオリちゃんは甘えたさんだねー。じゃあ夜ご飯まで、ずっとちゅーしてよっか」
「うん！ ママ大好きー！！ 夜ご飯もあーんで食べさせ―――」
「―――はっ！？ ゆ、夢……。一体私はなんであんな夢を……」
夢から覚めたカオリは、なぜあんな業の深い夢を見てしまったのか悶々として、一日中上の空だった。