SFも筆が止まり、気分転換も兼ねて、別作品を
デジタルネイティブにまけないぞ!みたいな感じです。
きっかけは、SFでの設定を考えている中で
画像処理、動画編集、3Dのアプリの使い方は良いけど、
パソコンやネットワーク、相性トラブルについては、結構知られていないんだなと
「すごーい!」と言われたり
「その知識必要?」と言われたり…。
『ひかりの玉、その向こうへ』
夏の盛り、久しぶりに訪れた孫は、もはや積み木やシャボン玉を追う幼子ではない。彼が追い求めるのは、祖父母には見えない**「新しいひかりの玉」**。
人工的な声が響く書斎で、孫は最新のVtuber動画に熱中する。一方、人生の残照を見つめ始めた「私」の抵抗は、中古PCの寄せ集めによるクラスタリングという、静かで奇妙な挑戦だった。
世代を超えたデジタルネイティブとの出会いから浮かび上がる、「技術の進化」と「老いの切なさ」。そして、誰もが知らないパソコンの奥深くに潜む、確かな知識と、かすかな誇り。
これは、時代に取り残されたくない一人の老作家の、静かな夏の戦いの記録である。