https://kakuyomu.jp/works/16818622174749431759 ナツガタリ恋愛小説大賞、「異世界で働く女性の恋」部門応募作「後宮《ハレム》の女商人は謀略を売る」が完結しました。無事に毎日更新で駆け抜けることができて一安心です。
オスマン帝国風の後宮《ハレム》を舞台に、訳ありの元奴隷のヒロイン&異国の御曹司のヒーローが契約夫婦・共同経営者として手を組みつつ、陰謀や内政・外交問題に商人として立ち向かいます。
賢くしたたか、けれど歪みや傷を抱えたヒロインが少しずつデレていく姿、ヒーローの理解力と包容力、敵味方の癖のある悪女(母后もまあ悪女でしょう)など見どころたくさんのお話のはず。
オスマン帝国の史実から着想した色々なネタ(カフェスとか飲酒問題とか)も織り込んでいます。ちょっと珍しい題材ですが、お楽しみいただければ幸いです。
作者的には、可憐な容姿とどす黒い内面を併せ持つ寵姫シェフターリ(トルコ語で桃)が書いていて楽しかったです。連載中、「ももちゃん」「桃姫」などのあだ名を賜って嬉しい限りでした。彼女の暗躍・奮闘もまだ書きたいので、続きを(できれば書籍で!)書く機会があると良いですね。
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8月・9月は公募の原稿に集中することになりそうです。選考の結果待ちの作品もあるので、良いお知らせができると良いのですが、まあもう私にできることはないので……。
次にカクヨムで公開するのはカクコン向けの作品になるかもしれません。11月や12月連載開始だとだいぶ間が空いてしまうので、できれば前倒しで何かお出ししたいな、とは思いつつ。
またお会いできる時まで、お待ちくださいますようお願いいたします。