こちらは沙磯裕子(さき ゆうこ)――前文で後尋女王によって処分された、沙磯出身の政略結婚の福子王后の姉です。交換条件として、後尋女王の姉妹も政略結婚により沙磯女王の王后となりました。
やがて訪れる死を悟っているため、死に対して極めて平静な態度を貫き、自分の世話係には元より結核を患っていた宮人を選びました。ただ、心の準備はできているものの、最愛の娘、沙磯の地、そして有歴三納のことを思うと、やはり切なく思うのでした。
(元々彼女の立ち絵を描くつもりも、名前のあるキャラクターとして登場させる予定もありませんでした。たった一章のみの登場で永久に退場する役柄ですから。ですが、このキャラクターが好きなので、結局名前と立ち絵を与えることにしたのです。)
