みなさま
いつも大変お世話になり、ありがとうございます。
『魔剣工房の営業さん~』
人生初小説、初投稿サイトなので常に迷走と実験を繰り返しています。特に副題とキャッチに四苦八苦。
作者ページにも書いたのですが、私は、
吉川英治「三國志」
三浦綾子「塩狩峠」
ダニエル・キイス「アルジャーノンに花束を」
サン=テグジュペリ「星の王子様」
池波正太郎「剣客商売」
こういう傾向の作品が好きです。
現代作家は田中芳樹さん、藤本ひとみさん他、時代考証や世界観の作り込みがしっかりした作風が好み。
『魔剣工房』だけ書いてるうちは気づかなかったのですが、エッセイを書いてみて、自作二本を並べて気づいたことがあります。
「魔剣が第1章終盤まで出てこない『魔剣工房』」
「犬タイトルなのに犬が出ない犬エッセイ」
10代の頃に読んだ三浦綾子氏の「塩狩峠」形式。
二作とも、形式だけは見事に踏襲しています。
※あくまでも『形式だけ』です。
「塩狩峠」はクリスチャンの青年特有の心理描写九割、それがトリガーとなり最後の数ページでトラウマ衝撃展開、読者の心をズタズタにするお話です。
私は会話や何気ない表現に伏線を仕込み、オセロやドミノのように回収される話が好きです。
その快感を自分でも設置して楽しみたく、自分の小説だし自由にやっていた結果、タイトル回収を後回しにする傾向があると気づきました。
書くこと自体が楽しいので、全体を通しで読み返さなかったのが敗因。短編で、傾向対策や実験を積めば良かったのに。
そこに至る知識も経験も技術もないので、いきなり長編を書いて手直しに追われているところです。
完全に無意識だったけど、10代の頃に読んだものは、ずっと自分の中で価値観や判断基準になっているのだと感じます。
先人たちの描く迫力ある戦闘シーンも大好きだし、アルジャーノンの状況変化による心理描写と無常感を自分でも表現してみたい。
『魔剣工房』は、第1章で主人公の成長と心理描写、人生における基盤、『居場所と仲間ができる』を地道に書いたつもりです。
第1章では修道院が世界のすべてだった幽閉王子が国や世界を知り、第2章以降はスピード感重視で戦闘・クラフト・営業・その他戦編に入ります。
第1部は7章立てでプロット完成しており、第2部、第3部は舞台を変えつつも爽快ハッピーエンドは確定しています。
溜め込んだ妄想を吐き出して、文字で理想の世界を作りたい。
その欲求を満たすため、完全に趣味で書いていますが、読んだ方が楽しんで下さったらなお嬉しいです。
いつもご覧くださりありがとうございます。
あと数話で第1章が完結ですが、新展開も引き続き楽しんで頂ければ幸いです。
この段階になってはじめて、
「あれ? 第二部は魔剣工房出てこないけど、タイトルこのままだとまずくない?」
と焦りだしました。
近々タイトル変わると思いますが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
みなさま、時節柄お体をご自愛ください。
キマモリニコ