リン:
「それにしても、この魔王……片言しか喋らないし、中身がスッカスカのモブキャラでおかしいアル!
せっかくのラスボスみたいな立ち位置なのに、設定が雑すぎてリンはびっくりしたアル。創夜、戦ってて違和感なかったアルか?」
創夜:
「……まあ、正直なところ、ただのRPGの敵キャラと戦ってるみたいな虚しさはあったよ。
でも、あの時の俺は王様に追放された怒りで頭に血が上ってたからな。会話なんてどうでもよかったんだ」
リン:
「それに、あの**『瞬間移動』アル!
あんなの創夜が後ろに回るなんて、動きが単調すぎてみえみえアル!**
リンには創夜がどこに現れるか、戦う前からバレバレだったアル。
あんな見え見えの動きで最強気取ってるなんて、見てるこっちが恥ずかしくなるアル!」
創夜:
「おい、みえみえ言うなよ!
あの時の俺はゾーンに入ってたんだ。相手が反応するより速く動けば、バレてようが関係ないだろ!
だいたい、あの時はなっ!一人でぶちきれてたんだ!
冷静にカッコいい戦い方なんて考えてられるかよ!」
リン:
「はいはい、キレるとすぐチートに頼るアル。
でも、その『みえみえ瞬間移動』からの『七色の剣(アルティメットブレード)』で魔王を真っ二つにしたのは、見てて少しだけスカッとしたアル。
モブ魔王も、まさか無職に一撃でやられるとは思ってなかったアル!」
創夜:
「……まあ、結果的に魔王は悪だったみたいだし、倒してスッキリしたのは確かだ。
もっと手応えがあっても良かったとは思うけど、終わっちまったもんはしかたないだろ!」
リン:
「今回はここまでアル! 魔王がゲームみたいな口調なわけないアル。怪しすぎネ!」