夢ってありますよね。
『将来の夢はね、宇宙飛行士!』……じゃなくて、睡眠中に見る、一種の幻覚のようなもの方です。
皆さんは、怖い夢って見たことありますか?
自分は昨晩、とってもホラーな夢を見てしまったので、とにかく誰かに共有したいと思ってこのノートを書きました……。
いや本当に、マジで恐ろしかった……。
正直起きた時には6割ぐらいしか覚えていなかったんですけど、『それでもヤバい夢を見た』というのはしっかりと覚えてました。
これから書くのは、その夢の一場面です。
この部分だけ、何故か鮮明に覚えていたので、とりあえず文章に残しておこうと思います。
一応、グロ注意です。
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時刻は夕方。夕焼けを背景に。
薄汚れたアパートに帰ってくる、二人の女の子。
ラノベとかアニメとかのヒロインっぽい。
元は相当な美人『だった』のではないだろうか。
しかし今は気が狂ったかのように、表情が歪んでいた。
(……口元や目元が不自然に引き攣っている)。
二人は玄関口で何かを話している。
「??????(聞き取れない)……頑張らなきゃねっ」
多分最後のは彼女の決め台詞なのだろう。
ポーズを取りながら言うが、その動きも正気な時に比べて、明らかに緩慢。
そして二人は部屋の中に入る。
――部屋には『センパイ』と慕っていた人物の腐乱死体が横たわっていた。
しかしどうやらその二人は、その『センパイ』の死体を認識できていないようだった。
二人には死体は見えず、その死体にたかる虫だけしか見えていない。
……どうやら現実に直面したくなくて、気が狂ってしまったらしい。
女の子は「これ以上虫を飼うのは嫌だよう」なんて言っている。
そして二人は、部屋の奥で、何やらトマト(……これも血だ)塗れになった、『大切なもの』を保管している……。
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……と、ざっとこんな感じの夢でした。
いかがでしたでしょうか。怖かったですか?
文章ということで、怖さは少し薄まっていると思いますが……これを映像で見た僕は、正直震えました。
……とにかく、女の子の顔がすごく怖かった。
完全に『壊れ』ちゃってるし。それに、血まみれの凄惨な場所で日常を演じているというシチュエーションには、かなりクるものがある。
夢って大体支離滅裂だと思うんですけど、こんなハッキリと物語性のある夢を見るのは、かなり久しぶり。
いやまあ、そもそも最近は、寝ても夢を見ないのが普通だったんですけど……。
なんだか『ゾンビ物のバッドエンド』みたいな雰囲気で、夢を見ていてすごく怖かったし、切ない気持ちにもなりました。
これはこれで僕の創作意欲を掻き立ててくれる、素晴らしい体験でした。
いつかこの夢をネタに、作品を書いてみたいとは思うものの……。
けど、今は無理だ。こんなの書いてたら、精神をやられる……というか、この近況ノートを書いてる間も、かなりSAN値をやられました。
しかしそれにしても――二人の女の子が守っていた、『大切なもの』って一体何だったんだ!?
多分物語上のキーアイテムのハズなんだけど……どうしても、思い出せない。
『大切なもの』……うーむ。それだけが気になって気になって、今夜眠れるかどうか、今から少し心配だ……。
やっぱり、普通のハーレムが一番ですね……(しみじみ)。