警視庁生活安全部・特殊事案対策第六課を率いる、45歳前後の課長。
緩んだネクタイにくたびれたシャツ、勤務中でも新聞を広げる気の抜けた管理職。面倒事を避けたがり、書類仕事を部下へ回すことも多いため、一見すると頼りない昼行燈にしか見えない。
霊感も術式も持たず、怪異の姿すら基本的には見えない。しかし、事件の割り振り、関係機関との調整、現場封鎖や隠蔽処理など、怪異事件を「組織として終わらせる」能力は六課随一。
普段は飄々として掴みどころがないが、危機的な場面では誰より早く決断を下す。怪異を祓う部下たちの背後で、その判断と責任を引き受ける六課の盾である。
