舞台は、華やかさの陰に厳しい掟が息づく吉原。
主人公のお鈴は、借金に縛られて売られてきた娘ではありません。自らの意思で吉原の門をくぐり、やがて「緋桜」と呼ばれる花魁への道を歩み始めます。
意地悪でお金に細かいけれど、肝心な時にはお鈴を助けてくれるやり手婆。そして、お鈴の亡き母と深い関わりを持ち、陰から彼女を見守る御内儀さん。
きらびやかな世界の裏に隠された過去、人情、恋、そして女たちの意地を描いていきたいと思っています。
第一章の題は――
「借金はございません」
お鈴がなぜ、自ら吉原へやって来たのか。
その答えを、どうぞ物語の中で見届けてください。
まだ始まったばかりの物語ですが、少しでも心に残りましたら、応援していただけるとうれしいです。
これから『緋桜花魁』を、どうぞよろしくお願いいたします。
🌸更新🌸 毎週月・木 20時~
