GWにも関わらず、働いている成野です。
働く覚悟はできている。できているのですが。
連休中の人を見ていると、心に刺さるような。
アレが、私が捨てた一般の日常……か。
などと。
いや、仕事で一日に不測の事態が連発して精神的に参っただけなのですけれど(笑)
そんなGWの後半。
カクヨムでは、三奈木真沙緒 様から『人生の思い出』にレビューを頂きました。
『人生の思い出』
https://kakuyomu.jp/works/16818093081691705439ミナキ様からのレビュー
ちょっと色あせた絵葉書
エッセイ風に語られる思い出。でもジャンルはよく見たら「現代ドラマ」。さあ、作者様の実経験がどのくらいの割合で入っているのかわかりませんが…。
でも、拝読してみると、不思議に懐かしいのです。お話そのものよりも、その状況でのふとした感情、というか。「ああ、状況違うんだけど、なんだかこの気持ちは経験したことがあるな」と。そこに反応して、自分のことも思い出して「そういえばこんなことあったなあ」と思い起こされます。そうした感情の書き出し方、文章での再構成の仕方というのが、とても上手だから、読んでいてごく自然に共感してしまうのだと思います。デジタルデータに変換した写真じゃなく、あえてアナログなまま、長い年月の光を浴びて退色してしまった、写真というより絵葉書を見返しているような懐かしさがあります。
コーヒーやお茶を傾けながら、のんびりと読んでみてはいかがでしょうか。 ただし吹いちゃうお話もあるので、お茶を飲み込むタイミングでは画面から目をそらした方がいいかな…。
成野から
エッセイのような現代ドラマ。
自分や友人等、実名を使っていない。(これは当然か)
呼び方(敬称の有無等)の違い。(実際には女子の呼び捨ても多い)
分かりやすくしていることが多々。(訛りや方言を標準語にしている等)
不確かな記憶に推測を足して補っている。
当時の感情を今の私が当時の私に憑依しているような共存しているような言語化。
結果として盛られているやも。
……これはもう、フィクションですよ。うん。
場合によっては、よく映らない話もあるかもしれません。
また、何か影響を与えても(私ごときの話ではないでしょうが)いけません。
話半分の娯楽作品として楽しんでいただけましたら幸い、というところです。
懐かしい。
経験した気持ち。
むむ。
ミナキ様は、少年の心をお持ちですか。
しかし、成野少年が青年になっていくうちにその気持ちはどうなるか。
「二次性徴を迎えてから、魅力がなくなったよな」
読者様にそう思われないか、今から心配しております。
でもまぁ、書くのですけれども。
(まずは小学生編終わってから言え感)
感情の書き出し方、文章での再構成の仕方が上手。
そんな過分なお褒めの言葉を頂いてしまったら、暖かくなってきた気温に加わって溶けてしまうでありんす。
ぐねぐねミナキならぬ、どろどろナルノ。……後者はキモい。
ちょっと色あせた絵葉書。
なんてすてきな表現をしてくださるのか。
仕事に打ちのめされる中、心を癒す美しきレビュー。
(本記事のタイトルの訳?)
ありがとうございます。
最後に、ミナキ様とミナキ様の作品をひとつご紹介。
三奈木真沙緒 様
https://kakuyomu.jp/users/mtblue『ふぞろいメモパッド』
https://kakuyomu.jp/works/16817139557578645295私のエッセイもどきとは違う、日常が楽しく書かれているエッセイです。
読めば、必殺技を覚えることができるかもしれません。
そして、イチオシの話は——
『人間の証明』
https://kakuyomu.jp/works/16817139557578645295/episodes/16818023211869620352かつての恩師が書店に入っていくのを見かけ、続けて書店に入るミナキ様。
ミナキ様は、無事にあいさつすることができるのか。
結末は、読んで確かめてくださいませ。