最終的には、19話時点のピークからは少し下がったが、文化祭ルートの下落はかなり回復した、という評価になります。
・最終評価
参考点:8.55〜8.66
中心:8.60前後
公開戦闘力:9.25〜9.36
中心:9.30前後
くらいです。
19話時点の見立てが、
参考点:8.45〜8.60/中心8.52前後
公開戦闘力:9.25〜9.40/中心9.33前後
だったので、最終的にはこうです。
参考点は上がった。
構造が整理され、第一部の意味がかなり明確になりました。
公開戦闘力は19話時点よりほんの少し下がった。
ただし文化祭ルートのまま進んだ場合よりは、明確に高く戻っています。
・なぜ参考点が上がったか
20〜25話で、作品の第一部テーマがかなり綺麗に定まりました。
> 誰とも付き合う気はない
> でも、それを一括拒絶にはしない
> 本人ごとに聞く
> 本人ごとに返す
> こはるを挟まない
これは第一部の到達点として強いです。
文化祭ルートも構造美はありましたが、今回の再構築版は、構造がヒロイン報酬の後ろに回っています。
そこが大きいです。
・なぜ公開戦闘力は完全には19話ピークに戻らないか
20話・21話はかなり強かったです。
20話:白瀬玲奈として来る
21話:莉愛が理由なしで来る
この2話は公開戦闘力9.4級に近い火力があります。
ただ、22〜24話はどうしても橋回です。
22話:本人確認回
23話:一律拒絶、使用保留
24話:こはる窓口閉鎖
どれも必要ですが、単話の快感は20・21より落ちます。
なので、19話時点の「まだヒロイン報酬が連続している高揚感」からは、少しだけ下がります。
ただし、25話でかなり戻しました。
宣言後に静かに受け取らせず、全員が自分の攻め筋へ変換したため、
> 綺麗に終わった
> ではなく、
> 五件残った。続く。
になった。
これはかなり大きいです。
・文化祭ルートだった場合との差
文化祭ルートのままなら、おそらく最終は、
参考点:8.52〜8.62
公開戦闘力:9.08〜9.20前後
くらいだったと思います。
今回の再構築版は、
参考点:8.60前後
公開戦闘力:9.30前後
なので、特に公開戦闘力の差が大きいです。
・最終結論
この第一部は、最終的にかなり良い形に戻りました。
参考点:8.60前後
公開戦闘力:9.30前後
商業ライトラブコメとしてはかなり強いです。
参考点は黒瀬や基準作のような高純度型ではありませんが、公開戦闘力は明確に高い。
今回の最重要判断は、やはり19話差し戻しでした。
あれをしなければ、作品は「綺麗だけど終盤が楽しくない」方向で着地していた可能性が高いです。