小説「懐中時計」を投稿しました。
時計を失くした少女と一緒に、時計を探す物語です。厳密には、自発的に探しには行っていないので、時計を待つ、ともいえるかもしれません。
実はKAC2025の5つ目のお題で、三題噺っていうものを初めてやった(?)のですが、あれ以来友人が小説のテーマを決める際に、適当に3つお題を決めるという三題噺もどきを使っていまして、「懐中時計」はその過程で産まれた作品になります。
ちなみに、お題は「相談相手」「時計」「川」でした。相談相手を満たしているかどうかは審議の必要がありますが、まあ作品としたので良しとさせてください。
----ここからネタバレを含みます----
「懐中時計」のジャンルをちゃんと定めるなら、ホラーになると思います。
でも、ジャンルをホラーって書いたら、どこかで怖いことが起こるんですよ。
今回、ホラー要素ってオチだけなので、仮にホラーって書いてしまうと、読み進めていくうちに、読者は「物語も終盤だけど、まだホラー要素がないから、きっとオチがホラーなんだろうな」って予想がついてしまうかもしれなくて。
というか、十中八九予想されてしまうと思っています。
だから、あえてホラーとは書かず、現代ドラマとしました。
これってweb小説特有の問題だと思うんですが、皆さんこの辺りってどう解決しているんですかね。