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可読性向上運動完了

各話を分割し、5話だった投稿話数が10話になりました。

これで少しでも読みやすくなったことを祈っております。

今後も引き続き『"穢れ"し少年の吸血記』をよろしくお願いします。


【各話のあらすじ(分割後)】
 第一話『聞こえぬ心音 感じぬ鼓動』
 ・主人公が見知らぬ村で目を覚ますところから物語は始まります。
  自身が記憶を失っていることを含めて、徐々に明かされる状況と、主人公の戸惑い。いくら呆けても、現実は背後から追いかけてきます。

 第二話『死の視線に囚われて』
 ・時系列はそのまま第一話から連続しています。
  喜ばしいことに、村には主人公以外にも人がいたようです。
  そんな彼らの視点から主人公の少年の異常性を描きます。

 第三話『狂乱の性(さが)』
 ・主人公の異常性の発露を描いた話です。
  世界観に関するヒントも散りばめられています。
  今の少年はまるで安定していません。そしてその狂乱が死を手招きます。
  戦闘描写があります。

 第四話『血の池』
 ・主人公には明確な弱点が存在しております。
  それを突かれればどうなるか、少年の無念をお楽しみください。
  戦闘描写があります。
  本話のタイトル『血の池』は主人公の能力ではありません。

 第五話『思い出は遠くまどろみの彼方』
 ・もう取り返せない遠い日々。少年はただ夢に見るしかありません。
  それは2度と"当事者"にはなれないことを意味します。
  幸いにも少年はまだ自身が何を失ったのか正確には理解していません。
  記憶喪失という麻酔は、果たしていつまで彼を守ってくれるでしょうか。

 第六話『自己の輪郭』
 ・少年は自身の名を取り戻します。
  少年は初めて、過去の自分と今の自分を繋ぐものを獲得しました。
  これにより、少年には『現在』という概念が宿り、『過去』と『未来』に想いを馳せる準備が整いました。

 第七話『ごっこ遊びのその終わり』
 ・ニンゲンごっこはおしまいであると、魔女は静かに容赦無く、言外に告げています。
  少年は現実を知る覚悟をしなければなりません。

 第八話『人外の少年と怪物の少女』
 ・少年は何で、誰が、どう救ったのか。
  現実はことごとく、その刃を少年に向けます。
  しかし、絶望ばかりではありませんでした。

 第九話『穢れという呪い』
 ・"穢れ"し少年は、どう"穢れ"たのでしょうか。
  ここで初めて、この世界についての真っ当な解説が行われます。
  読者と少年の世界への理解度はほぼ同じです。
  この場にいたのがあなたなら、一体何をどうしましたか?
  少年の義憤が虚しく空を切ります。

 第十話『最悪の聖地』
 ・これほどタイトルそのままな話も少ないでしょう。
  ここは人間にとって最高の場所です。
  では、少年にとってはどうだったかは、語るまでもないでしょう。
  しかし、少なくとも少年は独りではないようでした。

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