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やりました「ゲノミクス・パレヱド」1000PV超ありがとうございます!

もうタイトルのままですが、なんとゲノミクスパレヱドが1000PVを超えました!!!! 読者の皆さま、フォロワーの皆さま、本当にいつも温かく見守ってくださりありがとうございます!!!! 厚く御礼申し上げます~~!!

毎回更新のたびに感想をくださる皆様、反応をくださる皆様のおかげで本作品はここまでヒイコラ更新することができております。
皆様の度肝を抜くラストをお届けできるように頑張って執筆しますので、最後までお付き合いいただければ大変うれしいです。


※以下、第3章まで若干のネタバレ(どころではないネタバレ)を含みます






本作品は6章構成を予定しており、現在は4章の終盤に突入しております。3章のラストでは実は今までの物語が胡蝶の…であった……というだいぶ衝撃的な展開をお届けしました。

即ちゲノミクス・パレヱドという物語は「市ノ瀬咲良というワトソン役の視点で四宮椿というホームズ役を語る物語」ではなく、「市ノ瀬咲良が四宮椿の代わりに事件を解き明かす物語」だったわけです。

そして処女懐胎事件──それは「熾天使連続殺人事件」の始まりにすぎず、この物語の真髄は四宮椿とは何者か? そして彼女の足跡を辿る咲良が如何にして真相へ辿り着くのか? というところにあります。

これは「ゲノミクス・パレヱド」のシリーズ元である、「レゾン・デートル -天才医師四宮椿の診療記録-」の中にも同じストーリーの構想があり、熾天使連続殺人事件は「レゾン・デートル」の第一部、そのラストにこの事件に関する話を持ってくる…という感じです。

さて、何故そもそもこんな話を書いてるのか? という根本的な問題についてお話ししておこうと思います。
まず、本作を含む馬子軸作品では「シャーロック・ホームズは1891年の5月6日にライヘンバッハの滝で本当に死んでおり、それ以降に設定された時系列の物語は全てジョン・H・ワトソンの創作である」という設定の下、シャーロック・ホームズシリーズを扱っております。


つまり────ホームズ役は、一度死ぬ。

そういう信仰が馬子軸にはへばりついており、これこそが拭い去れない夜と呼べるもの。
そして咲良はこの夜を超えて、朝を迎えに行く…というのが『ゲノミクス・パレヱド』のコンセプトです。


〝 俺は往く。この円環の外側へ。〟


この言葉に相応しい物語になれるよう鋭意制作しますので、どうぞ今後ともよろしくお願いいたします!

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