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終わりが見えたまま、書いていました

 この八月、「僕の世界」を毎晩置くかたわらで、別の話を一つ書いていました。二十七日に最後まで出し終えています。五年のあいだ毒見をさせられていた令嬢が、婚約を破棄されて出ていく話です。追いかけて仕返しをする話ではありません。

 毎日続く話を書いていると、終わりは遠くにあります。今日のぶんを置いて、明日のぶんへ行く。その繰り返しの中に、終わりの手触りはありません。短いほうは違いました。書き始めてすぐ終わりが見えていて、そのあいだずっと見えている。見えたまま書くというのは、思っていたより落ち着かないものでした。

 出し終えてしまうと、そのぶんだけ静かです。毎晩のほうはまだ残っているので、そちらへ戻ってきました。

▼三サイトへは、ここから
https://0u0v.github.io/bokunosekai/n1/

 こちらは今までどおりです。今月いっぱいは毎晩二十一時、九月からは週に二、三回になります。

 短いものと長いもの、どちらを先に開くことが多いですか。

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