「松平家康」を含む小説

現代日本でミリオタかつ歴史オタクの高校生、矢澤健太が龍王丸(3)に転生する。生まれ変わった龍王丸は無事に領地を守れるのか？ 龍王丸とは今川氏真の幼名です。 ミリオタ設定を入れる…

　慶安ニ年の初夏の午後。伊予松山藩主の松平定行は松山城の天守閣にいる。江戸幕府初代将軍の徳川家康の甥でもある彼は、昨夜に見た夢の記憶を朧気ながら辿ろうとしていた。その夢が切ないこ…

歴史好きの男が、突然なぜか戦国武将「吉良義安」に転生してしまった。 名家の跡取りであることと、あの徳川家康（に改姓する直前の松平家康）と親しいということ以外に取り柄がない上に、子…

のちに「徳川四天王」のひとりとなる、本多平八郎忠勝。 生涯57回の合戦に参戦するも、かすり傷ひとつ負わなかったとされる戦国最強の侍である彼も、こと主君のこととなると冷静ではいられ…

　風魔忍者に転生したけど、北条家には仕えません。伊賀や甲賀、雑賀衆のように独立国衆として、戦国時代を戦います。その使命は、もちろん弱者である子供や女性達を救うこと。弥勒菩薩様か…

拙著「片桐且元の心中を勝手に慮って勝手に追悼する小説」のこぼれ話を、小説のようでもありエッセイのようでもある読み物として掲載する本作。 一万字やや超えの短編ですのでお気軽にどうぞ。