「曽祖父 短編」を含む小説

短編の純文学です。 円城塔賞のために加筆しました。

曽祖父と犬のジョンの話 これは実体験です。

鴻（おおとり）はじめは曽祖父の大五郎と暮らす大学生。 だが大五郎が亡くなり、彼は一人ぼっちになってしまう。 そんなはじめの前に、二人の女性が現れ、こう告げる。 「申し遅れてすい…

「俺は死んだ。それは間違いない。」 目を覚ますと、そこは光に包まれた水辺だった。 隣に座るのは、若き日の曽祖父。 ここはあの世ではなく、親から子へと受け継がれた身体の記憶。 …

青年トゥルムは広大な草原を渡って、かつての学友ガザルの故郷ソム・ガーラを訪ねる。 ガザルの曽祖父であるルングが起こした灌漑事業によって発展を遂げた街は、ちょうど祭りの日を迎えた…

　俺の旦那は地球外生物らしい。 　らしいというのは、彼らがこの地球に来たのは何代も前の昔のことで、俺の旦那もその両親も地球生まれの地球育ちな完全な地球っ子なのだ。 　なんだかよく…

曽祖父が他界して迎える初盆。 美希と残された曽祖母との関わり合いを描いた現代ドラマ。

作者が良く知る曽祖父とばあちゃんの話を短編連載です、名言等所々なんでもな作者視点を交えた短編エッセイ？の処女作。 軽い気持ちで読んでくだされば嬉しいです、 長編処女作は現在作成中…

　太平洋戦争を生き延びた、元海軍軍人を曽祖父に持つ少年――剣耀流は曽祖父の墓の掃除のため、夏休みを利用し田舎に帰省していた。そこで、一足先に墓前で手を合わせていた男性・竜崎焔と出…

自分の曽祖父の受けた恩を返しに来た豆狸のお話 　1. 残念ながら 　　・ 恩返しされる様な事をした記憶がない 　2.はーい♡ 　　・恩返し、その後

士族（旧武士）の地位を奪われた曽祖父は、ある日、馴染みの神社を訪れた。 士族だった彼はいかにして大工になったのか？

少年のポケットには「こいし」という親友がいた。曽祖父からもらった小石で、いじめられたり怖いことがあると励ましてくれるのである。 ある夏の日、少年はいじめっ子のようへいと一緒に、ト…

ある日の午後、俺は自分の町から離れた、ある魚の町に居た。母方の、曾祖母の米寿の祝いの宴に出る為だ。これまでは縁が薄かったソノさん。彼女の若くして亡くなったという曽祖父に俺は瓜二つ…