「実話じゃない」を含む小説

　私には、6つ下の妹がいます。 　男兄弟の下だからでしょうか？ 　男勝りで、意地悪をする同級生の男の子を泣かしてしまうような子でした。 　そんな妹との在りし日々と今現在を、エッ…

四歳児の頃。 幼稚園でメダルの折り紙の折り方を習った私は、いちばんキラキラして輝いていた金色の折り紙で、おかあさんのためにメダルを折ってプレゼントしたかった。

友達だと思っていた人からネタをパクられました。悲しい。でも彼はなぜそんなことをしたのか。はたして彼の本当の狙いとは……？　えっ、まさかのロマンス展開なんですか！？ ※これはあく…

懐かしい友からのラインで友の旦那様の死を知った。 そして旦那様の仕事を知った。 立派に形として残る仕事をやり遂げた旦那様を尊敬するとともに、それでも友のとなりで長生きをしてほし…

2005年に『講談社 X文庫新人賞』を受賞した作家・愛奈 穂佳は、血筋なのかなんなのか、この世のモノではない連中（幽霊・生霊・死霊・妖怪）にちょっかいかけられるのが日常の一コマ。…

銀歯の下に眠る地獄――数カ月にわたる痛みと戦い、ついに決着！ 勇者のように歯医者に挑み、神経処置と新しい銀歯で口福を取り戻す。 痛みに耐えた日々の奮闘を、さんまｻﾝ風の語り口で描…

女子高生の時のお話。 ほぼ竹刀を振るっていた記憶しかない私ですが、こんなこともありました。 ※可愛い女子高生、は私のことじゃないです。念のため。

　日常生活すら困難になるようなひどい慢性疼痛に苦しめられた果てに見えてきた残酷な結論——それは「私の痛みは存在しない」ということだった。 　 本作は、「痛みとは何か」「他者の痛み…

既に、対AI用に、「変態路線」を、更に、拡充している、この私ですが……。 では、この話は、果たして実話なのかか、ジジイの空想や妄想やせん妄か？ 「亀頭倶楽部」の奇妙な謎！！！…

部屋のドアを開けると見知らぬ男が立っていた。目が合った瞬間、男は言った。 「ここは鈴木さんのお宅ではありませんか？」しかし私は見逃さなかった。その男は靴のまま私の部屋に上がってい…

父が亡くなった夜。 飼い猫の“ぶち”は、遺体ではなく―― 誰もいない部屋の隅に向かって静かに頷いた。 それ以来、ぶちは変わってしまった。 過干渉とも思えるほど私たちの生活を見張…

読者様、何をお求めですか？ 実話ベースの輪廻転生譚？ 異世界転生ものも悪くないがちょっと変わったものが読みたい？ 現実世界の権力や抑圧、差別にプロテストする話？ 家族愛や人…

ムウ（仮名）と言う大学生が、短期留学してお世話になったホームステイ先に行った話。 懐かしい夢を見て、書きました。 これは実際に筆者が大学生の頃、イギリスに６週間の短期留学した経験…

一人暮らしをしていたときに、宗教の勧誘が来た時の話をします。いまはひとりぐらしじゃないのであんしんしてよんでください。

東京都久ヶ淵村に存在したと言われる“苦神師駅”。 赤い木々と失踪者の多発、そして謎の“砕きの儀”。 新宿0:08発の終電でしか行けないこの駅は、 今も生者を待っている──と語り継…

2025年4月。 仕事の空き時間に、ポイ活感覚でカクヨム投稿を始めた。 脳内はバラ色だった。 僕は小説もいっぱい読んでるし、ストーリーもきちんと構築してる。 WEB小説なんて読…

これは、 実際に僕とばあちゃんが 過ごしてる日常の記録だ。 うちのばあちゃんは昔から天然で、味噌汁にプチトマトを入れたり、僕の体操服と自分のスウェットを間違えたり。 そんな日々が…

ガワ系、いわゆるアーマー系コスプレイヤーは女性コスプレーヤーの陰でひっそりと生きている。型から起こし何十時間もかけ作る鎧や兜、ロボットは既製品を着る彼女達に敵わない。それでも彼ら…

突発的に開催されることになった、真夏の夜の「きもだめし」。 目的地は、知る人ぞ知る心霊スポットである山奥の廃病院。 周囲に人家はなく、スマホの電波も入らない文字通りの僻地。 フザ…

32歳の春。 私は12年ぶりに、美術予備校へ通うことにした。 鉛筆の匂いも、石膏像の冷たさも、 あの頃のまま――なのに、あの頃の私はもういない。 夢を追うには遅すぎるのだろ…