「トンボ カクヨムオンリー」を含む小説

オニヤンマの武蔵は、最強のトンボなのに超臆病。トラウマの「♪～～♪」という歌のせいで、蜂が怖くてたまらない。 そんな彼が、シオカラトンボの帰蝶ちゃんに片思い。 果たして、臆病…

　トンジギとは、ビンチョウマグロ、通称トンボと呼ばれる小型のマグロをジギングで狙う釣りだ。ジギングは金属の疑似餌（ルアー）で魚を釣るやり方である。 　トンジギで、初心者でも比較…

　がたんごとん、がたんごとん。 　平仮名で書くと稚拙に聞こえるけれど、それでも確かに其の様な音を出している列車に僕は乗っていた。 　車窓から見える風景は、トンボにススキに――秋…

かつて車はタイヤで走るのが当たり前だった。 だが車の技術は日進月歩。新たにトンボのような羽を動かして走る車「ウィングカー」が開発された。 自動車メーカー各社はレーシング用のウィン…

小学生の頃、飼っていた熱帯魚の水槽にそいつは突如として現れた。 フリフリと揺らす二股の尾に大きな二つの目。 初めて見るその姿はまるで怪獣のようだった。

２０５０年人類は今まで従えていた人工知能が反乱を起こしたことにより、パニック状態に陥ってしまった。人類は対抗しようと武力行使試みるが、近代化された兵器はその多くに人工知能を搭載し…

　妖精は１９９０年代初頭に、国連付属機関の国際生物科学研究所の一部研究員たちが人間の細胞を基幹としトンボの羽の遺伝子やその他、各種小動物の遺伝情報を掛け合わせて奇跡的と言えるに等…

研修医として勤務するシュウは同棲中の彼女と喧嘩をして家を飛び出す。キッカケは街頭で「国境なき医師団」から受け取った一枚のチラシだった。 ふらふらと散歩をしていたシュウは、人語を話…

平凡な日々を淡々と描く作品。あるいは凡庸な喜びに隠された孤独な夜に生まれた懐かしい明日の記憶。

オカルト好きな女子高生の“先輩”とその先輩を愛してやまない“僕”。 春休みも半ばにさしかかった、ある嵐の夜。 先輩は僕の家に死体を担いでやってきた。 ※書いているうちに乾燥わか…

私はキレイな色が好き！どんな色に染まろうかしら♪ あるトンボが自分に合っためがねを探す話。