「かわいいの呪い」を含む小説

「ど、どうしよう！？　この単位がないと、私……留年しちゃうよぉ！」 王都の司書になるため王立魔法学術院の門下となった田舎娘・アイラは、始業三日目にして早くも留年の危機に瀕していた…

かわいい女の子が曇るそんな話です。 8000文字程度の短編集

「“かわいい”って言われたくて、好きでもない服を着ていた」 地雷系ファッション。厚底の靴。チュールの袖。黒いリボン。 それは“さや”にとって、仮面だった。 「似合ってるよ」っ…

名前を呼ばれなかった“ぼく”が、ただ「かわいい」と言われたくて、“わたし”になった。 レースの袖、加工された笑顔、空っぽの♥──SNSに漂うその姿は、ほんとうのわたし？ 自分のま…

　呪われた仮面…それは悠久の果てに姿を現し、目撃者を死に誘っていく…。 　ごく普通の高校生であるはずの江蓮は、またしても、彼を一流探偵にしようとたくらんでいる民俗学専攻の大学生…

12月24日、ある死刑囚の刑が執行された。しかしその死刑囚の魂がなんとぬいぐるみに憑依してしまう。 ぬいぐるみとなった死刑囚は、なんとか状況を脱そうとするが、たどり着いた先は一人…

小学四年生の少年、悠斗は、一家で飼育しているかわいい生き物「ゴテェ」をひそかに虐待していた。一家が渓流釣りに出かけた時、悠斗はゴテェに対する嗜虐心を抑えきれず、ゴテェを川に蹴り落…