「#手鏡」を含む小説

　都内の高校に通う平凡な高校二年生、久我陽介（くが・ようすけ）は、ここ数週間、原因不明の体調不良に悩まされていた。 　朝、太陽が昇ると同時に身体が鉛のように重くなり、直射日光を浴…

Chapter : きらめきの日々 澄風女子学園に入学した陽日リナと月森ミナ。 同じクラスになった、雪城ネネと香坂ユイ。 ふたりの関係に、小さなすれ違いが芽生える。 白咲リコ、綾…

亡くなった母の部屋の片隅で、ウメは見覚えのない手鏡を見つける。 長いあいだ締め切られていたはずの引き出しから現れたそれは、ただの古道具に見えた。 けれど覗き込んだ瞬間、ウメは小さ…

火傷の醜い顔を嘲笑われる少年は、学校中に広がる「鏡」の怪談の真相を調べてこいという、クラスメイトの罠で夜の学校の教室に閉じ込められる。 時刻は丑三つ時。閉じ込められる直前に渡さ…

　舞台は市立青葉小学校・6年3組。いつ、どこで、だれが、なにを、なぜ、どうしたのか――教室や廊下、商店街や図書室で起きる“ちょっとしたズレ”が、小さな誤解と大きな学びを連れてく…

皇后キャリーは、愛するクリスとの逃亡を図るも、夫であるロバート皇帝に見つかり命を落とす。しかし、彼女の魂は消えることなく、数十年後の別の時代、遠く離れた小国の公爵令嬢「アリア」と…

「それちょーだい！ありがとう！！」 少しだけ強奪癖のある女の子、みらひ。彼女がクラスメイトの子から奪ったのは小さな手鏡だった。 ところが、その鏡の周りで不自然な事件が連続するよう…

人気モデル・玲奈のもとに届いた一本の手鏡。 そこに映る自分は、驚くほど完璧だった。 日に日に美しくなる鏡の中の姿に魅了される玲奈。 「この鏡さえあれば、私は永遠に美しくいられる…

身に覚えのない罪を着せられ、婚約者であった王子から婚約破棄を言い渡された公爵令嬢リリアーナ。地位も名誉も、全てを失い、雨の降る森をさまよう彼女がたどり着いたのは、ひっそりと佇む一…

とんだ騒ぎになった花見の宴の席に背を向けて歩み去る浪人に向かって、 「東洲斎先生！」 浮多郎が呼びかけた。 「先生が甚兵衛を？」 浮多郎がたずねると、東洲斎は無精髭の顎を撫でなが…

何不自由なく成長したお嬢様明星マキはいつもより早起きした。明星マキは自宅の書斎から麗明の本を見つけ出す。その本を読むと麗明術と呼ばれる魔法に似た神術を覚える。さらに家の宝物庫には…

掌編×２ ＃１ 　旅人は、無人なのに生活感がある、不気味な国にやってくる ＃２ 　その手鏡は、身近な人間しか挙げてくれない

ここは京都。鴨川の川縁で拾った手鏡から聞こえてきた1558年の自分の声？！ 京の都で繰り広げられる全てを失った男と男の不思議な物語。

鏡越しでも、貴方に触れる事が出来たら善かった__ ＊ 文化祭後、生徒会室を整理していると、紫藤美咲はある手鏡を見つける。 その鏡の中には美咲の姿ではなく、知らない部屋と二人の青…

手鏡に纒わる、不思議で…背筋が寒くなるストーリー

「アンコール企画　第21回～第25回のお題 」によせて書きました。お題は以下の通りです。 第21回 「ささやかな余白」 第22回 「昨日失くした涙」 第23回 「あの時と同じ風…

祖母の家にあった手鏡。 祖母が、不思議なことを言っていたのを思いだす。 長い間忘れていたその鏡は、祖母の死後、どこに消えたのか？ 祖母のいた町、母親のふるさとの怪異などを描く。 …

いつもと同じく山で遊んでいた帰り道、僕は一つの手鏡を拾った。 その古い手鏡をのぞいてみるとそこには...？ その手鏡に隠された秘密とは？？？

黄色い柄と縁の手鏡。それはいくつもの少女へと渡り歩いていき……