「謎解きじゃない」を含む小説

謎というほどの謎ではないけど「何で⁉︎」と毎回思ってた。 エレベータで乗り合わせるお爺ちゃんが「私」を見る度に「孫悟空」と言ってくる。 なぜ、そんなあだ名を付けるのか。髪がちょり…

　——1936年Wの、5日目。 　——1908年の、1日目。1912年の、3日目。2010年の、1日目。1968年Sの、2日目。 　——2000年の、2日目。1952年Wの、1日…

　ある日、黛ゆりみのスマホに送り主不明のメールが届く。内容は、ただのアルファベットと数字の羅列。彼女は、それを高校時代に数学部で暗号に詳しかった同級生の樹男のところに訪ねて、暗号…

HSPである高校2年生の亜乱は探偵を一緒にしないかと親友の伊月に誘われ先輩の依頼を受けることに。

一年前、彼女である千早 日照が行方不明になり、音信不通となる。秋葉 泉輝は懸命に彼女を探すが手掛かりが見つからず、挙句の果て何もかも放棄した。全てを諦め、現在に至るまで送ってきた…

昨日俺の家に手紙が届いた、差出人不明の…… 主人公の謎解きラブコメ。

容疑者一覧 A.藍色のスーツに赤い鞄の男 B.長い人生を過ごした青いメガネの老人 C.赤いスカートで長い髪の綺麗すぎる女 D.オレンジ色のミニスカートで 大人になれない少女

主人公、霞水颯(かすみ みはや)は至って普通の高校生。これといった才能もなく、取り立てて何が凄いという訳でもない。 そんな彼が、とある女の子と偶然出会って。 そんな、どこにでも…

　目覚めるとそこは暗闇の世界。代理人と名乗る男によって見せられる、幾多の死刑映像。楽な死に方が一つも用意されていない中、代理人は告げる。 「自分自身に一番相応しい死に方を選びなさ…

　ヒロシの自宅に、終末医療施設で死んだ祖父をたずねて客が来る。客である中学生くらいの少女から『紅葉の謎』を知っているか聞かれるが、ヒロシは知らない。友達なら知っているかもしれない…

夏の休暇を山で過ごそうと電車に乗った「私」は、車掌のすすめで聞き慣れぬ土地『かぢな』で降りることに。土地の人間の冷ややかな態度を横目に、宿泊施設を目指して分け入った登山道で次々と…

少女探偵 名瀬園 子妙《なぜその こたえ》が参加したパーティーは、 惨劇の密室殺戮パーティーの会場と化した。 邪悪なるトリックにて今まさに殺されんとする100人の参加者、 この恐…

総司令の懸案を解決するのも、書記官の職務である―――。 かつて侍が治め、今は国民の代表が統治する極東の帝国。帝国軍東方面軍総司令部の佐渡少佐は、今日も総司令の些細な疑問を解決する…

双葉は元気いっぱいな小学5年生の女の子。夏休みは仲良しのヨッシーとたくさん遊ぶぞ！と思った矢先、休み前最後に帰ってきたテストはなんと29点。泣く泣く塾に通うことになった双葉だが、…

あの日、どうして、青年は撃たれなければならなかったのか。 あの日、どうして、兵士は引き金を引いたのか。 あの日、あの時、青年はどんな曲を弾いていたのだろうか。 ある青年への追憶。

　二人きりの放課後の教室で、同級生の羽原から推理ゲームを出題された。 『はい』か『いいえ』で答えられる質問を一度だけして、箱の中身を当てるというシンプルなルール。 　俺は帰る足を…

　学校で流行っている謎の多い、『撮った写真を加工してクイズにして遊ぶアプリ』。 　クラスメイトの一人が幼稚な悪戯もどきの投稿問題に引っ掛かり、帰らぬ人になる。 　主人公はクラスメ…

少年シヴァは、親友よりも固い絆で結ばれた6人の少年と1人の少女と出会う。 家族を失い、世界から孤立した彼らが過ごした"滝壺の寺院"での日々は、何にも変え難い時間になる。 …

【あらすじ】 織田亜希は偶然訪れた神戸のアンティークショップで龍の紋章の本を手にする。本には異国の修道院の絵が描かれており、テレビ番組で見たルーマニアの修道院と似ていることから、…

「世界の仕組みを知る必要など無くとも幸福な人たちが沢山いる」と先輩は言った。僕らが見る日常には沢山の謎がある。川に出来る渦の形だとか、光の動きだとか。でも沢山の謎を解くべきものだ…