「辟易」を含む小説

俺は美少女の幼馴染みがいるちょっとしたイケメンの高校生だ。自分でイケメンってナルシストかよと思うかもしれないがこれでもモデルをやってるんだよ。アイドルのオファーも来たりする。まぁ…

第一〇一〇一代内閣総理大臣、出風呂間賢人（でふろまけんと）は、SNSでエゴサするタイプだった。 溢れんばかりの誹謗中傷に辟易し、辞任も考えた出風呂間総理だったが…… 総理は心…

　２８歳。奇行が目立つ。 　会社員の尾藤勇樹は脳内にボードゲームを取り込んでいる。毎日を『手番』と呼び、他人には見えない『カード』をドローし『精神力コマ』を消費する。そんな叔父の…

建国以来の犬猿の仲と言われるヒュブナー家とカーマン家。あまりの対立ぶりに辟易した国王がキレて、両家の長男長女の結婚を命じた。 冗談じゃない！とその当事者であるローザリンデは思っ…

BL注意。 新年会に参加したら、高輪叶人から飲みに行かないかと誘われる。 高輪叶人は半年ほど前に刺されて生死をさまよった。その結果、高輪叶人は右手麻痺と味覚喪失、相貌失認を患った…

ブレイズは王宮お抱えのモンスタースレイヤーだ。しかし彼はその立場を使って毎晩、酒池肉林の宴を開いて豪遊していた。そんなブレイズに辟易していた王宮の宰相たちは、あるとき彼を王宮から…

田舎娘から男爵令息の妻へと転身したマリー。 さながらロマンス小説のようなこの結婚に、マリーは辟易としていた。なんと言っても夫の愛が重い。永遠に終わらない接吻、毎晩強要される子作り…

容姿端麗、学業優秀、サッカー部のエースストライカーでおまけに性格は明るく常にクラスのまとめ役。そんな誰もが羨む陽キャリア充――それが青生春人（あおうはると）だった。 だが、そんな…

大国と呼ばれる国々では、1950年代初頭から長年に渡ってひとつの研究に膨大な資金が投入されてきた。 学問では超心理学といわれ、有識者からはオカルトと批判されるようなパラノーマル…

背の高く痩せた高校生、蛍川水華は後輩の新条雪希を好いていない。 背の低く痩せた高校生、新条雪希もまた、先輩である蛍川水華を好いていない。 十年来の付き合いがある二人は、惰性で続く…

卒業式を前日に控えた恵茉は、同じクラスの幹也から突然"陽介菌"と言って手を机に擦りつけられた。菌の元である陽介は教室の隅の席で突っ伏していた。小学二年生のころから始まった陽介への…

柴胡一郎（さいこいちろう）は前世のころからTS、すなわち女の子になることを目指していた。 そのために薬学の道へと進み、TS薬の開発へと邁進したが、その道は険しく、思うような成果が…

　ある日のこと、大陸で最強と謳われる強国ブレシア王国の第四王女アンジェリカ・リア・ブレシアは父である国王により国から追放されることになった。 　アンジェリカは幼い頃から武芸と魔…

学業に専念する日常は、長くは続かなかった？ 幼い歌手を巻き込む陰謀を、最善な方法で収めるべく動き出した高校生。 大きくなる事態に辟易しながらも、マイペースに進んでいた……。

夜の酒場で働くメイジーは酔っ払いの対応に辟易していた。先手必勝。酔っ払いが暴れる前に沈静化。触れられたら即制裁をモットーに、今夜も手を伸ばしてきた男に肘鉄を繰り出した。 しかし男…

主人公、とらきち。ねこです。 　家族は、ばあさまねことの二人（二匹）暮らし。性格、極めて健全。作詞作曲が得意。六甲山生まれで歌うことが大好き。六甲おろしをもじった歌を歌いまくって…

孤児のシェリーはとある貴族に引き取られたが、人形のように扱われる日々に辟易した。 そこである日、人形ではないと反発すると、すぐに捨てられてしまう。 着の身着のままで捨てられたシェ…

俺はＡ県Ｋ町という十五年前に激甚災害があった海辺の小さな町で古本屋を営んでいる。元々、本の蒐集家だった父親が災害の時に町の人に本を提供したこともあって、父親が亡くなった後も何かあ…

近未来、AIが統治する世界初の国家アドミゼブルが誕生した。しかし、そこは完全なるディストピアだった。主人公レオはアドミゼブルでミュージシャンとして活動する青年。アドミゼブルでは、…

　魔力の多さが物を言う魔法世界、そんな世界に一切の魔力がないと判断されて生まれたアキラは、同級生に無下に扱われる現状に辟易としていた。そんなアキラの癒しは自称使い魔である狐のキュ…