「現実？ 幽霊？」を含む小説

凍みるような雪の夜、僕の葬式が執り行われた。 と、いう一文から始まる冬の夜の物語。 死んだはずの『僕』が淡々と語っていく現実、 僕と彼女は本当に存在したのだろうか。

　５４の短編からなっています。原稿用紙３００枚を超えます。「幽」の掌怪談に応募するために書き続けていました。逐次、エピーソードを追加していきます。 　退職後１年経過した２０１０年…

アダルトグッズのリサイクルで小遣いを稼ぐ高校二年生の少年、間 進（あいだ　すすむ）。 彼は生粋のチェリーボーイでありながら他人の水子（子供の幽霊）に憑りつかれる処女懐妊もビックリ…

　シリアルの皿に頭を突っ込んで突然死んだ母。笑顔のままトラックにはねられて死んだステイルおばさん。死が、いつまでもまとわりついてくる。僕、アルバート・レイノルズの生きるこの国では…

短編集です。 「森と幽霊」 ある日発見した不思議な森と、そこで出会った"彼女"との物語。 幻想的で不思議、けれど、現実のどこかにきっとある、そんなお話。

重傷を負った高校生の深見悠人は肉体が再生されるまでの間、意識を仮想空間に移されたが、仮想空間がハッキングされて閉じ込められたため、サポートAIと共にゲームのゴールを目指す。 だが…

１話１０００字位でスマートフォンでも読みやすく。 追記　なろうとアルファでは火を吹いたのにカクヨムは本当に人がいない。 書き終えた順でもう一作を投稿中だが、同時進行で本作も投稿し…

「私」の趣味は散歩。 家の近くにある山道（やまみち）を歩いていると、気持ち悪いおじさんに声をかけられる。 おじさんはこの山のてっぺんにある、廃ホテルに興味があるらしい。 勿…

二一五七年、人々の生活の大半はメタバースに移行していた。第三世代神経接続規格オムニスケープのもと現実と何ら変わらない世界がネットワーク上に構築されている。 だが一方、システム障害…

惰性で日常を過ごす少年、大石一徹はある夏の日に、謎の少女と出会う。 緊張で話が弾まず、もどかしい想いを抱きながらも次第に二人は打ち解けていく。 何の変化もない日常に、僅かに傾…

「画餅」　　内容要約文 富士子の父親正直は、田中角栄の人心掌握の上手さに惹かれ、その生き様を手本に、政治家を志し、その足掛かりとして、自らも破竹の勢いで多くの事業を興した。そして…

あらすじ代わりにちょっとした小話でも置いときますね。 季節は夏。俺が高校生の頃、深夜に一人でホラーゲームしていたんですよ。カメラで幽霊をパシャパシャ映すやつです。 その日は蒸し…

こんな幽霊ライフなら、なってみたいかも？

"その道"は、その町の有名な心霊スポットとして知られていた。 雨が降るその道は、"あの世"と現実を繋ぐ架け橋になっていたのだ。 その道に住む少女、五月雨は、ある事をきっかけに街に…

３ 「う……ん…………あ……れ、此処……は？」 　仰向けで倒れていた私の視界を支配していたのは辺り一面の霧だった。 　ゆっくりと身体を起こしてみるも、まだはっきりとしない頭と、…

幻想が現実を侵食し世界を覆って幾星霜————。 闇深き森で１人。 墓守をしていた少年は１組の青年と少女に出会う。 ※「小説家になろう」「ノベルアップ+」「ノベリズム」にて同内容…

※強烈な意外性のあるラストが好きな方必見！　複雑な謎解きを求める方、大歓迎！ 　ずっと一緒にいようね、と、永遠の愛を誓い合ったふたりの人生に起きた悲劇と試練。毎日世界中で多くの…

「じゃあ、図書委員は、宇佐沢さんと――あと、六条さんで」 「はぇ？」 　新学期が始まって２日目、図書委員に指名された六条　亜理子は、自分とは正反対の地味な女生徒、宇佐沢　アキと…

　死んだら、全てが終わると信じていた。 　人生という地獄から抜け出したはずの俺を待っていたのは、幽霊としての新たな命だった。 　浮遊、すり抜けなど、幽霊っぽい能力を持った俺は、…

これは、僕が出会った内の、ある一人の少女の物語。 「早速ですが、現状をどうぞ」 「椅子の上で目覚めたら、我が物顔で男が家に入ってきたんです。しかも、その男の体を私の腕がすり抜け…