「戦国 姫」を含む小説

　戦国時代、紀伊熊野。 　古来より栄華を誇った熊野海賊衆が一角、安宅家に一人の姫が生まれた。 　明朗闊達、傍若無人。 　家中の者からは手を焼かれ、領民からは愛された姫には、一つ…

　どこからともなく現れる「白い女」に苦しめられる信乃。姉「小夜」の恋を思い返し、己自身、心の行き着く場もなく、ただ惑うばかりだった。 　そんな折、高階との開戦の日は着々と近づいて…

　大木村から帰った信乃は、現実をみつめ、とりあえずは「気封じの玉」に力が封じられなくても、なんとか力を制御できるようにと、かつて姉が修行時代に習っていた剣を習おうと思い立つ。 　…

劉　朱恩（りゅう　しゅおん）は12歳。小さな国が集まった国、初花（はつはな）国の漁村で暮らす男の子。漁村に住む人たちは実はみんなもと海賊。かつては伝説の海賊と恐れられ、また庶民の…

時は戦国時代、美濃の国では斎藤道三がその地を収めていた。 その娘、帰蝶は斎藤家のやや特殊な家庭教育により、戦国の世の姫君としてはかなり異例に育ちながらも、三人の兄に囲まれて美濃の…

二十四振りの闇色の刃…… 妖刀を巡る妖怪ラブ（？）ファンタジー。 ところは日本。時代は戦国。 とはいえ武将の名前一つ出ず、時代考証も手抜きです。 時期だけの借り物。 完結いた…

　小夜の妹信乃（しの）は、大木村から南西の方角にある玉来村にたどりついた。意識不明のまま、玉来村の長、由良藤吾の息子藤吉郎と、その村に常駐する巫女・橘に助けられる。 　やがて意識…

応仁の乱に端を発する戦国時代。 没落した御家再興の為、全国を旅する浪人勘兵衛は、客兵頭として参戦した戦場にて、奇妙な若武者と矛を交える。 落ち武者狩りに遭い、捕えられた勘兵衛に…

　時は戦国、山深い大木村に、「巫女姫」と呼ばれる少女がいた。年は十九、小夜（さや）という。風を操る不思議な力を持っていたが、その力は村内だけの秘密とされていた。 　ある日小夜は山…

　 「わらわは、骨の髄まで武家の女として生きよう」 恋だの愛だの、夢のまた夢。ーーそう思っていた頃が、ありました。 薙刀の名手、於稲（おいね）が政略結婚で嫁いだ相手は…

戦国時代の姫の物語。 殿にふりむかれることなくさみしい日々を送る正室、伊子姫。病に侵され死期が近づいていたある日、姫は、妙なことを口走り外へ出ようとする。 初出は2011/11/…

　広島に住む歴史好きの高校生田中は、とあるきっかけで戦国武将に憑依され、存在を占拠されてしまいます。そうこうするうち、今度は武将の憧れの人であった姫の霊までが現代に出現して大暴れ…

滅びた国の城主の娘、サクヤ姫と、 その姫を一途に護り戦う妖狐の少年、コハクの物語。 人知を超えた圧倒的な力をもって戦国の世を掻き乱す妖狐衆。そこに属する妖狐の少年コハクは、仲間…

上杉謙信所有の名刀・一文字。長さを少し短くしたいと研師に頼んだその夜……研師の枕元に愛らしい姫が現れた。鶴姫一文字に秘められた愛の秘話

主人公の三木狭子は、現代を生きる普通の女子高生。ひょんな事から、「里見八犬伝」の時代にタイムスリップしてしまう。 そこで、八犬士の一人・犬塚信乃と出逢い、彼の旅に同行する事になる…

戦国時代、戦う姫君がいた。 その名を────鶴姫という。

騎士にとって剣とはただの武器ではなく、仕えるべき主への忠誠を示す証。 ただひとりの主君へ捧げる、永遠の忠義。 それを示すものが、騎士の剣。 ゆえに、ふた振りをもって騎士を名乗るは…

忍びは決して正体を悟られてはならぬ。 魔法少女もまた、正体を悟られてはならぬ。 故に古来日本より、『忍者』とは――【魔法少女】を指す言葉であった。 時は下克上の気運高まるアイド…

◆『電撃《新文芸》スタートアップコンテスト』最終選考対象◆ ☆小説家になろうレビュー獲得数歴代1位達成（歴史ジャンル）☆ 歴史好き大学生カズマは、気づけば1545年の尾張で浪…

先祖代々二百年に渡り、何もない城址の門を守ってきた門番の話。