「どうせなら…… 短編」を含む小説

「私と読者と仲間たち」か。どうせ作家志望者のぬるい思い出話とかを書きたがるんでしょ？ 水原はカクヨムの短編企画に参加していた。 ありがちな小説を書くことを何より嫌う水原は、他者の…

地球が、あと5分で消滅してしまうらしい。 「あのね、坂本。私、坂本に言っておきたいことがあって」 「……何だよ、このタイミングでそんなこと言われると怖いんだけど」 こ…

在宅勤務、オンライン会議で下がパジャマはよく聞くけど、ネイルも遊んでいいんじゃない？

深夜に友人とノリで書いた即興物。暇だったしどうせならカクヨムに載せることに。

　人生に絶望した僕は、この世界からサヨナラすることにした。 　 　どうせ死ぬのなら、せめて世界が悲しむ雨の日にしよう。 　そう決めた僕は雨の降る日を選んで、街で一番高いビルの屋…

存在しないテーマ、まとまりのないメンバー、弛緩した空気。 こんなチームで本を出してもどうせ売れやしないだろう。 たかが大学の文芸部。 何も期待しちゃいけない。 いつもと同じショ…

全然可愛くないメガネ女子リリカの悩みは、デカいこと。背が高いだけで、かわいくないよね。彼氏も多分無理。開き直って男っぽく振舞ってたが、それが役に立つ瞬間が来るとは！？　せっかく異…

2020年の日本を舞台にした、教師の恵子とニートの愛華のゆるい同棲生活。短編コンテストの要綱を見て、「どうせならミステリーが書いてみたい」と思い執筆しました。百合は雰囲気程度。そ…

えぇ、今回も課金ガチャをしたのに盛大に爆死しました。 もうやってられるか！！！！ 次のソシャゲに移ろうかな…… そんな時に届いたダイレクトメール。 その内容は『チート付きで異世…

なんとなく日記をつけ始めた。 オカルト体験をふと思い出して、どうせならまとめようと思った。 だから、毎日書くものではない。 あくまで、気が向いたときに。

『佐倉』の筆箱がなくなったという話を聞いたのはたしか、昼休みのことだったと思う。 どうせ『斎藤』あたりがまたなにかしたんだろう。 放課後になっても教室にひとり残る佐倉に『俺』がし…

　あらすじ 　剣と魔法が支配する異世界にある唯一の大陸レムーハ。人間の大半は女性が占めており、強力なスキルを使って大陸を支配していた。 そんなレムーハで男性として生まれたドミ…

異世界に召喚された高校生(記憶喪失中）は一年かけて仲間と共に何とか魔王を打倒した！が、なぜか召喚されたばかりの状況まで戻されてしまった。 魔王を倒しても結局に戻ってしまうというこ…

やることなすこと邪魔が入って何一つとして上手く行かない中学二年生の女の子、 手児奈（てこな）輝（ひかる） どうせ上手く行かないなら、とすべてを諦めてしまおうと思うが、 けれど、親…

山本大平。 俺は自分の名前が嫌いだ。 珍しい苗字でもないし大平ってなんだよ。 どんな意味でつけたのか親父は教えてくれなかった。どうせバカオヤジのことだから意味なんてないんだろうな…

薄明の空に、今日も濃く輝く蒼色の星屑環が現れた。 蒼一筋の星屑環が続いた七日目の朝、この日を誕生日とする旅人カディンは、自身が今日、十八になるとシーザーへ伝えた。 この日のことを…

突然、スピーチを頼まれたら困りますよね？ どうせならウケたい！ もし良かったら、ご利用ください。

俺の名前は若松空牙(わかまつくうご)。内気で根暗陰キャとよばれている高校生だ。ある日俺がトイレに行っている隙に、友達の田中龍馬(たなかりょうま)が俺の携帯で嘘告白をしたらしい。な…

　僕と君は愛を探すことになった。

社内恋愛なんてのはやるものじゃないと思っている。もう一生懸命相手を探さないといけない年齢でもない。でも、探している誰かに似ている横顔をふと見つけてしまった時、懐かしい香りが鼻腔を…