「つかあま」を含む小説

　神殿より【運び屋】の雑魚クラスをあたえられ、自分への劣等感にさいなまれていたマクスウェル少年は、１４歳の春、一途の希望を胸に幼馴染の少年少女とともに『崖の都市』ーー大都会へや…

東京に破滅の兆しがあるといっとう初めに気がついたのは、恐らくナポリの魔術師ヴィルジリオそのひとだ。 彼はむろんラテン文学最大の詩人ヴェルギリウスではない。残念ながら、英雄譚『アエ…

【あらすじ】 ビールが苦手気味だった新社会人”舞浜みつき”が、先輩や同僚たちと、日本各地で作られたおいしいビールと出会ううちに、いつのまにかビールを好きになったり、それなりに知識…

この世界には『ギフテッド』と呼ばれる人非ざる能力を持った人間がいる…。 主人公、月城柊平巡査はある事件をきっかけに『指定特殊能力対策課』通称『対能課』に所属することになる。 そこ…

コロナのせいってわけではなく、親から受け継いだ二代目の名ばかり社長業であるために、ヒマでヒマで読書しすぎた木下社長は、空想と現実の区別がつかなくなり、ドン・キホーテなどに憧れて世…

善悪の境界線がつかなくなる“ゆらぎ”と呼ばれる状態。そうなってしまった人々を救う“境界戦士”と言う職業。 これは、主人公がとある理由で境界戦士となり、仲間達と一緒に人々を救うお…

嘘つきは「泥棒の始まり」 なら、「嘘つきの始まり」は？ 誰にも言えない秘密を「隠すこと」は「嘘をつくこと」なのか 嘘がバレたら悪だと言われる でも嘘をつかせたのは誰だ 嘘…

「そう、これは、魔法だ。 　私も、先達や、先輩や、同僚が使うところを何度も見てきた、図書館司書の魔法。」

サークルの飲み会の夜、 いつもの様に僕は先輩に絡まれた。 飲み会とか集まりとか、人付き合いは好きじゃない。 そんな僕がこの場にいる理由は一つ。

社内恋愛なんてのはやるものじゃないと思っている。もう一生懸命相手を探さないといけない年齢でもない。でも、探している誰かに似ている横顔をふと見つけてしまった時、懐かしい香りが鼻腔を…

僕にはひとつだけ忘れられない約束がある。でも彼女にとって、それはどうでもいい約束だったかもしれない。まったく覚えてもいないかもしれない。だとしたら今さら考えても、後悔しても遅いの…

詩とも小説ともつかない文をぽつぽつと載せていきます。 個々の作品に繋がりはありません。

体のほぼ全部が水分でできている水人間。 そんなある日、自分を構成する水を忘れて大ピンチ！ みんな！　おらに水をわけてぇくれ！ ↓前回の投稿↓ 『行動ゲージが溜まらない人害は…

すべての人間が行動ゲージによって行動する世界。 そのうえ成績優秀な人は行動ゲージ短縮のボーナスつき！ でも、だんだんと行動ゲージが溜まらない人は迷惑になっていって……？ ↓…

楡野奏太郎（にれの　そうたろう）は飢えた狼のようないかめしい顔をしているが、中身は「妹が趣味」の重度のシスコンである。 大学二年生の春、高校に進学する義妹の風璃（かざり）とふた…

本作は単なる「日記」である。　なので“面白い話”ではありません。　また所々にフィクションが入れられています。 読んでたら“めちゃくちゃ眠くなる”作品です。 書き終わった感想を言う…

都市ルーベルで、解決屋を営むアーヴェル。 そんなルーベルで、巻き起こる様々な怪事件ーー。 しかし、そんな事件にアーヴェルは自分ですら予想のつかない事象をもって、なんだりかんだ…

　――全ては海から生まれ、全ては海へと還る―― 　大いなる十字海流《シーアナクロス》と呼ばれる４つの大きな海流に４つに分断され、１７の海が全てを支配する世界。燃える海や氷に閉…