「明日へ」を含む小説

恋人の言葉に心を揺さぶられた主人公は、音楽だけでは満たされない何かを求め始める。「壊れてもいいから、燃え尽きるような何かを」と願う恋人とともに、二人は音楽以外の方法で終焉に向かっ…

ちょっと不思議な女子高生二人。鈴羽汐璃（すずはしおり）と、日下夕映（くさかゆえ）は幼馴染み。何となく一緒にいて、お互いに何となく好きでいる。 汐璃には人には言えない秘密がある。そ…

幼馴染みでもない、ただ隣人というだけの関係の明日香と薫。 暗い過去を持っている明日香は、薫に優しくされていくうちに心を開いていき·····。 そんな2人に怪しい影が忍び寄る。

天正15年4月。 別名島津征伐とも呼ばれぬ九州征伐において、島津の最後の砦だった日向飯野城は、明日降伏を迎えようとしていた。 その城には、豊臣軍によって踏み荒らされた愛する…

何度振られても諦められなかった。今日は無理でも明日は君が私を好きになってくれますように。

2023年4月28日KADOKAWAより書籍化刊行（書籍版は書き下ろし一話を加えて全面改稿）。 2025年2月韓国でハングル版『내일이 사라졌다 （明日が消えた）』発売。 突然人…

社会人百合。気持ちが憂鬱になる可能性のある描写がありますので、ご了承の上お読みください。 【第1話】南理央は、社会のレールを踏み外した24歳フリーター。世界、社会、人間、そして自…

失敗しても明日はあると思って詩を書きました。

かって浦上家の居城であった吉井川上流の天神山城の廃城で、十字架に磔にされることを捨丸は望んだ。 付き添い役が何故天神山城なのかをたずねると、捨丸は、そこで磔にされた新免伊賀守の嫡…

鬱鬱とした気分で物思いに沈むこともなく、時間を無視して滔々と明日を思い描く。別の世界線の自分が果たしてくれているだろう未来に憧れて、今の自分で足踏みしながら指を咥えて眺めている。…

折角の夏休みだっていうのに、何もせずどこにも行かず。 かと言って、夏休みの宿題を終わらせる訳でもない。 夏休み最終日溜まりに溜まった宿題から目を背け、家を出て明日からまた通いだす…

コミックフェスｰｰ通称コミフェスでサークル参加していた『小田原修司』は、今回のコミフェスで最古参のファンである『ワン太郎』に会えるかもしれないと、頭の片隅に入れつつ、新刊を売りさ…

【ファンタジー週間ランキングに入れました！読んでいただきありがとうございます！】 　 男子高校生の西山夏輝は、いじめをきっかけに自殺を決意した。 屋上から飛び降りようとした所…

犬好きの高校二年生【安達美奈】は、後ろの席で寝てばかりいる素行の悪い不良生徒【相馬太晴】を起こす役割を、先生から押し付けられがちだ。 ある日、いつものように相馬を起こすと、寝ぼけ…

本編『平和の鐘』作品終了後の世界です。 作品舞台はパラレルワールドの米帝。死神が存在する世界。 本編では冷戦崩壊期でしたが、時は経ち2024年。 名前のなかった子供たちの平和…

冬の季節を終わらせる春の日が来ないのは、光のない世界にとどまっているから。 明日の朝、君(光)に会えたら、冬が終わるだろうか。 いや僕はこのまま最期まで待つ。音のない静寂な世界に…

感染した男が1人。 公的には死んでいる男だ。いや、この街にいる者は皆死んでいるのだ。 今日はならずとも、明日にはならずとも、来週には、来月には、必ず皆何も考えられない歩く死者にな…