「#新幹線」を含む小説

　4年前、俺はあいつの助手になった。 　そして1年前、時速200kmの速度で俺とあいつは死に別れた。 　時速200kmで走る新幹線の脱線事故。死亡者、負傷者はともに0。あいつだけ…

　俺は初瀬日向（はつせひなた）。 　この春、遠距離恋愛だった幼馴染の彼女と同じ高校に通えるようになった。 　それでちょっと浮かれてるだけの高校一年生だ。 　在来線と新幹線を乗り…

3月12日にH氏の運転で新潟市を発った『私』は翌13日にふじみ野市にある伯父H0氏のアパートから川越廻りで『ラブライブ!』の聖地巡礼へ出向く。 その日は貴重品入れを忘れてギリギリ…

体を壊して入院していた玄人（はると）は退院後、会社を退職することに。退職金を貰えたので、同僚に勧められた佐賀県の玄海町に旅行に行くことにしました。 博多に向かう新幹線の中で目に…

「希望」・・・4月は新学年度ですね。 友達100人作ろうね＾＾ 特急じゃなくて各駅でも良いですよ。

　東京、１月。東京駅に新幹線でやってきた1人の青年がいた。 秋田弁と津軽弁が混ざったようなべっとべとの田舎者みたいな話し方で電話をしている。上京した友達のため1週間の予定を取り、…

京都大学名誉教授の岡原真三氏による、昭和の食堂車体験談の後編です。 岡原氏は戦時中に諸般の事情で所属していた京都大学の研究室の後輩に、食堂車での経験を度々話していた。 その教え…

兄・昴のバンドを観に出掛けた皐月。打ち上げにも招待されて兄のバンド仲間と交流を深めるが、内心に小さな違和感が生じる。帰りの新幹線の車内で、皐月は琉夏に相談を持ち掛ける――。女子高…

新幹線に乗っていた鎌田は、小学生に話しかけられる。彼は母親に内緒で父親に会いにいくところだという。 KAC20237お題「いいわけ」参加作品です。

受験の為に新幹線に乗り込んだぼくは、隣のクラスの天然ちゃんを目撃してしまう。

著者注：本作はフィクションであり、現存もしくは過去に存在した人物、団体等及びモチーフとさせていただいた作品の登場人物・団体等とも、一切関係ありません。 世界初の昼夜兼行寝台電車…

上越新幹線の新駅設置が決まり、駅周辺の区画整理が市の計画として発表された矢先、道路を拡張するのに邪魔になる神社移転計画が発表された。 氏子総会での恐怖の夜。

大阪に行っていた千鶴。私は彼女からの電話を受け取った。耳に触る風の音。最終の新幹線の中から彼女は電話をかけていた。 千鶴の「好き」の一言が、蓋をしていた私の心に響く。 浮気、不…

　〈探偵〉と呼ばれるターゲットを殺しに日本へやってきた２人の殺し屋。荒っぽくも乙女心を持つ女──キリルと、理性的で腕の立つ男──ハーディ。 　彼らはターゲットが潜むという長野…

トンネルを抜けると雪国であった、とロマンに浸るのも良いかもしれなかったが実際のところそ、その場所ではそんな良い物は出てこなかった。 北国の短い夏に蝉が鳴く頃、ちょうど今から15年…

「新幹線を見たら、通りすぎる前に願い事を三回、心で唱えると願いが叶うらしいよ」 　そんなことを高校一年生の時、隣に座った女子生徒が言っていたことを思い出す。 *この作品はフ…

2022年3月18日。福島県沖を震源とするM7.4、最大震度6強の地震があった。 3.11に比べれば、津波の影響が小さかったこともあり、大きなものではなかった。が、それでも大き…

1年ぶりの旅行だった。 ３４歳独身。男一人旅での感じたことをつづりました。 良ければ、読んでいただければ幸いです。

男はたまらず新幹線に飛び乗った。東海道・山陽新幹線、のぞみ。一刻も早く広島まで行かなければならないらしい。「早く着かないのか。早く。もっと早く」声が催促をする。ああ、うるさい。ち…

新幹線の車内で隣りに座った若者のことが、どうしても気になった。