「血まみれ」を含む小説

※この作品は番外編になります。 現在掲載中の作品である「紅き絆の狂犬達」の登場人物であるレイル×「東の香りは罪の味」の登場人物であるリーファの短編百合小説です。 物語の時間的には…

ローディはサンタクロースの話をし、教訓を尋ね、そして人を殺す。 ハンクは教訓を答え、ローディの側にいる。 恋人でも友達でもないふたりの、血まみれの執着の物語。 （2021年9月…

生前罪を犯した死者が死神として生まれ変わり、生者の魂を狩って、魂を償う世界"死神の世界"に住まうヒュウガは、今日も大鎌の特訓を友人とやろうと外に出た時、"血の湖"で血まみれで倒…

明治十X年──湯田県を拠点とする豪商の娘が妊娠した。豪商は怒り、父親を連れてきた者に、その生死を問わず十万圓の賞金を与えると手下のやくざどもに宣言する。 そこに、三人の悪党がやっ…

「死者に近づきすぎると死のほうから寄ってくる。それでもいいかと心を許してしまう時が危ない」 エブリスタ、アルファポリスでも公開中。 エブリスタで「ルーキー特集」にて、以下の紹介…

「働かざる者食うべからず」が信条の苦労性貧乏OL・長峰凜、28歳。仕事も恋も、最近若干停滞気味。 ある日凜は、彼氏が親友と浮気をしている場面に遭遇する。 追いかけようとして車に轢…

目を覚ますと、お兄ちゃんは血まみれだった。

荒天ゆえに足止めを食らう馬車の客たちは駅で休んでいた。 そこに赤子を抱いた血まみれの母親が転がり込んでくる。 すぐ後に恐ろしげな男たちが現れ、赤子を渡せと言う。 その様な状況に、…

【完結済】 ここは、地球とはまた別の世界―― 田舎町の実家で働きもせずニートをしていたタロー。 暢気に暮らしていたタローであったが、ある日両親から家を追い出されてしまう。 仕…

「ごめん、いい？」 　ドアを開けると、昔好きだった幼馴染みがいた。片手には、血まみれの包丁。 「彼氏刺しちゃってさ、これ借りたままだったでしょ。ごめん」 　差し出されたのは…

わずか二十歳にして国で十五人しかいない特級の魔術師であるイシルビュートは、敵国と通じているという冤罪をかけられて魔術師の称号を剥奪され、追放されてしまう。 その後に勃発した敵国と…

刀という武器を振るい人々の為に戦う英雄ジョー。 今日も魔物にさわられた村人たちを救い出した。 助けられた少女がジョーの手に刻まれた紋章は何かと問いかける。 「この印が蒼く染まった…

　拙作で酷い亡くなり方をしたキャラクター達への供養です。 　悲惨な最期を描くのはどうしても必要なのだから仕方ないのですが、書いている作者もけっこう精神えぐられたりするので…… …

　私はかつてセプテントリオの妖精姫（ようせいひめ）、とあだ名されていたらしい。 　未来の王太子妃として厳しい教育と公務に耐えながら、貼り付けた笑顔で愛想を振りまいていた、遠い時代…

12世紀アラゴン王国の故事「ウエスカの鐘」をモチーフにした叙事詩風の物語。 スペイン王国の前身・アラゴン王国のヒメノ王朝末期に３人の王子がいた。上から、名君ペドロ、戦士王アルフォ…

コンビニバイトをしていたころの私が体験した、微妙に不思議な出来事の話。 オチは特にないです。

「神の子」を名乗る、空から降りて来た一族『ドレスト』に支配された国。 そこのレジスタンス戦士である青年ホローは、『血まみれ姫』の異名を取る残忍なドレスト第一王女、フォン・カミラの…

　終戦後も戦場の悪夢に囚われたままの追放聖女と戦禍の記憶を消し去りたい銃後の人々の物語。 　僕の婚約者はかつてセプテントリオの妖精姫と呼ばれていた。 　銀糸のような癖のない髪に…

舞台は1940年代、架空の合衆国。身体を短時間ながらティーンエイジャーの少女へと変化させる禁忌のドラッグ、「JacKal（ジャッカル）」が流布された混沌の世界を舞台に、うら若き少…